黄金を抱いて翔べ



いろいろと消化不良!話が広がりすぎて、まとまりきれてないぞ・・・。
これまで読んだ高村薫の作品は、「埃っぽくて、ある種の不快さを伴うような暑苦しさ」を感じさせるものが多…

本が好き! 1級
書評数:119 件
得票数:1483 票
独身貴族!
ミステリーを中心に、興味のあるものを乱読してます。
のけぞるようなどんでん返し、示唆に富む文章、涙が止まらない小説・・・いろいろ読みたいと思ってます。
☆評価は、やや辛口かも・・・。
みなさんの書評を参考に、いろいろな作品に出会えたらと思ってます。
日常を綴ったブログとブクログもやってます。



いろいろと消化不良!話が広がりすぎて、まとまりきれてないぞ・・・。
これまで読んだ高村薫の作品は、「埃っぽくて、ある種の不快さを伴うような暑苦しさ」を感じさせるものが多…




張り巡らされた伏線と緻密な構成。水準以上の叙述トリック・・・。
浦賀氏の叙述トリックもの。 題名から何となく結末が分かりそうなものの、それがどのような形で収束…





涙腺崩壊!不器用な父と素直に育つ息子の物語。世の中のお父さん、息子にぜひ読んで欲しい一冊!
重松清の「とんび」・・・ これは涙腺が崩壊してしまったな・・・。 どの章を読んでもウルウルしてし…



良くも悪くも劇画的な小説。映画にすれば見栄えが良いだろうけど、小説単体だと微妙ではないか?「亡国のイージス」の福井晴敏氏の処女作。熱量はかなりのもの!
福井晴敏の処女作とのことで読んでみたが、たしかに福井さんのカラーが処女作から前面に押し出されてる。映…



二・二六事件を扱ったSF。現実の歴史を知っているだけに、結末が気にって読み進めるが・・・。ちょっとガッカリしたなぁ。
恩田陸によるSF。 う~ん、分かりにくい小説だった。 タイムスリップ物であり、扱ってる背景が…



ご存知、「館シリーズ」第二作。ヒネリの効いたトリックだけど、なんとなく小粒感・・・。
綾辻行人の館シリーズ第二作。 う~ん、水準以上の面白さはあるけど、なんとなく物足りない感じだっ…



青春ハーボイルドとでも呼べばいいのかな。ハラハラドキドキ感あり、泣かせどころありの名品。ただ、翻訳物にありがちだけど、訳が親切じゃないんだよなぁ・・・。釣り帽子って、どんなのだよ!?
刑務所に入って10年を迎える20代の解錠師(金庫破り)の回想から始まる物語。 なかなか読ませる内容…




テンポが速すぎるストーリー展開。プロットは好みだけど、速すぎるテンポで情緒も何もない。もったいないなぁ・・・。
初の今邑彩の作品。 多重人格モノと知っての読書だったけど、早いテンポで進むストーリーで一気読み。 …




スラスラ読める密室劇!意外なトリックに唖然・・・
何を読もうか迷った時、とりあえず手に取るのが「安定の東野圭吾」。 今回、読んだのは、いわゆるクロー…




小道具の使い方も秀逸。綾辻氏の「館シリーズ」第3作。20年ぶりの再読だったけど、存分に楽しめる一冊。
綾辻行人の館シリーズ第三作。 20年ぶりに再読。 当時はブクログのような記録も付けてなかった…



他者の心を傷つけた者は、どうやって裁かれるべきなのだろう・・・。二読、三読して良さが分かる小説。
初の矢口敦子作品。 テーマは深いんだろうけど、一読じゃ良さが伝わらなかった。二読、三読して良さ…



一気読みさせるテンポの良い小説。ハードボイルドな風味でストーリーも面白い。だけど、人物の内面・心情が無く不満・・・。
初の曽根啓介作品。 たしかに面白い。二転三転するストーリー展開も一気読みさせる推進力になってる…




SFを超えて、もはや哲学!人類が存在する意味を問う、SF史に残る金字塔!
50年以上前に書かれた作品だけど、まさにSF史に残る傑作。 さすがに訳文がいささか古臭く感じるけど…




ごくごく普通の人たちが織りなす「伊坂ワールド」。超能力も殺し屋もでてこないけど、心がホンワカとなりました。人物相関図を頭に描きながら読了。計算された人物配置も見事!
久しぶりの伊坂さんの作品。 テーマは「出会い」なのかな?本の帯にあるとおり、ごく普通の人たちが巻き…




大号泣はしないけど、涙腺にジワリと効いてくる小説。クセは強いが憎めない、友達に居ると楽しくなりそうな面々の物語。
2012年本屋大賞第1位、三浦しをん作・・・なるほど面白く読めた。 今まで気にはなってたんだけど、…



日常を描いた暖かな短編集だけど・・・。泥棒なんかを登場させるのは興ざめ!この泥棒、良い人なんだけど、それだけにリアル感が一気に冷める!以下、本文で・・・。
森沢明夫の映画化もされてる短編集。 6編から成る本書は、喫茶店の女主人を中心に、それぞれの章に…





上手すぎる人物描写とドンデン返しの波状攻撃!最後の1ページまで気の抜けない物語。
この浦賀和宏って作者、上手いな。 「彼女は存在しない」を読んで気になってたんだけど、たまたま本屋で…



綾辻行人の「読者への挑戦」。いやぁ、解らなかった・・・。
綾辻行人の五編から成る短編集。 叙述トリックを駆使していて、作者の腕の冴えが光る短編集だと思う。 …




「私」とは誰なのか?沈黙を守る男の正体は?・・・折原一、「━者シリーズ」!
叙述トリックの名手、折原一の長編ミステリー。「━者」シリーズの中の一冊。 このシリーズ、以前に「冤…



大正期の若き知識人の生活の匂い・・・。乱歩の初期短編集。
小学校の図書室に並んでいた江戸川乱歩の本を読んで以来、数十年ぶりに江戸川乱歩を読んでみたくなり読了。…