書評でつながる読書コミュニティ

『透明を満たす－渡邊渚フォトエッセイ』（講談社）を区立図書館が所蔵し貸出するのは適切でしょうか？　もしも渡邉渚さんが国政選挙に立候補すれば当選間違いなし？

※この本は未読ですが、前触れとしての(予測)紹介レビューです。お気に入り度も「予想」評価です。 ～～～～～～～～～～～ 国家というか大企業というか、その関係者が、ある相手…

教場シリーズ第三弾。警察学校の教官になる前の現役刑事時代の風間が登場します。警察学校でおなじみの風間教官ですが、その隻眼の秘密も紹介されていますよ。

警察学校でのエピソードが語られる教場シリーズですが、本作では時代を少し遡って、捜査一課強行犯係に所属する現役刑事時代の風間が殺人事件を解決するという、現場での推理作品の連作となっ…

宮沢賢治はもっと気軽に読んでいいのだと、ようやくわかりはじめた。

最近、少しずつ宮沢賢治の作品を読み進めている。当初、宮沢賢治は素朴で誠実、詩的で観念的な作風だと考えていたが、実際に作品を読むにつれて、その印象が大きく変わってきた。 素朴…

やっぱり著者の文章には説得力があります。　この本を読んだうえで、再度、名画の数々を鑑賞したいところです。　また、絵画が展示している美術館の紹介も便利です。

「騎士団長殺し」以来6年ぶりの村上春樹最新作！

村上春樹著 『街とその不確かな壁』 中嶋櫻子 2017年に刊行された「騎士団長殺し」以来6年ぶりの筆者新作長編です。 村上春樹さんの最新作『街とその不確かな…

池田屋と言えば江戸末期の話ですが、この頃の歴史はやはり知れば知るほど面白いです。

歴史に名を残す人たちの影で、決して彼らに負けないくらい懸命に生き、そして散って行った志士たちの物語です。ロシア人に蹂躙されたアイヌの人たちの話を聞いたら、志士でなくても奮起して「…