書評でつながる読書コミュニティ

ビートルズとローリング・ストーンズを史料分析で丸裸にした良書

ビートルズとローリング・ストーンズ。おそらく聞いたことがない人はいないであろう、ふたつのグループについて、膨大な史料を分析し、その人となりから広告戦略、互いの関係性について明らか…

猫の体調は読み取りにくい

猫専門医として25年間猫と向き合ってきた獣医師が 猫を飼うにあたりやってはいけないことを厳選 70点 お医者さま目線の猫への接し方 やはり食事の事は勉強になります…

死神の手に握られた運命の話

アラコルンは落ちぶれた貴族の出身で、十九世紀のスペインの小説家だ。 『三角帽子』の作者でもあるそうですが、ファリャは知っていたけど原作は知らなかったので今度読んでみよう。 …

ロシアがウクライナに侵攻して3年が過ぎようとしている。和平協定に至らない理由の一つが、ウクライナという国がヨーロッパとロシアのグレーゾーン=緩衝地帯であるからだそうだ。

この作品はドンバス（ドネツク）の「グレーゾーン」でミツバチを愛する養蜂家、「紛争には関わりたくない」という姿勢を貫きロシア人ともウクライナ人ともクリミア・タタールの人々とも交流す…

勘繰らずに作者に転がされる方が吉。

手に取った時点で完結編が売ってたのである意味、そっかまだ続くのか、なんて嬉しく思いながら読む。 ただ、実はドンデン返しのネタがとある作品と被っていたのでうっすら予想がついて…

第９回「このミス」大賞受賞。ＳＦとしてもすごい作品。

主人公は、漫画家の和淳美。 淳美は、一人で住むにはちょっと大きな一軒家で漫画を描いている。細かい作画や色塗りが苦手で、専属のアシスタントが一人いる。長期に渡り連載を続けてき…