書評でつながる読書コミュニティ

＜みちのくの外の浜なる呼子鳥　鳴くなる声はうとうやすかた＞

「善知鳥」と書いて、「うとう」と読みます。 いくつかの説話を組み合わせたようなお話で作者は不明。世阿弥よりは後の時代の作品のようです。 陸奥に向かおうとする諸国行脚の僧が…

『べらぼう』蔦重亡き時代　雪国綺談が世に出るまで

　江戸吉原を中心に、既成書店（出版を兼ねる）に挑む、若きメディア王・蔦屋重三郎が主人公の大河ドラマ『べらぼう』がバズっている。大田南畝、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴、北尾重政、鍬…

高倉健も愛したエッセイ集

時代小説の人気作家、池波正太郎さんの作品をほとんど読んでこなかったので 　池波さんの生涯やどのような人生観をもっていたかはわからない。 　それでも昭和49年から翌年にかけて月…

２年ぶりに発売された『ゆるゆり』シリーズ２３巻。

　アンガーマネジメントをめぐり、古谷向日葵と大室櫻子の 戦いが勃発。 大室櫻子の挑発に乗ってしまった古谷向日葵は後には引けず 大室櫻子を陥れようとする。 しかし、そこは大…

名画のドレスに注目！

この本で取り上げられているのは、人物画、中でもその人物の衣装が詳細に描かれている絵画９０点。その絵画に描かれている装飾品について、詳しい説明がつけられている。 肖像画の場合…

頭脳戦のゲーム対決。ドラマ化や映画化すると面白いと思います。文字で読むよりも、どちらかと言うと映像化向きです。

映画のライアーゲームに似た感じでした。 頭脳戦のゲーム対決。 ドラマ化や映画化すると面白いと思います。 文字で読むよりも、どちらかと言うと映像化向きです。最後のポーカーのト…