書評でつながる読書コミュニティ

題名が「ワン・モア（もう一つ）」One Moreであって、「ワンス・モア（もう一度）」Once Moreでないところに、意味があるようです。つまり「最初からやり直す」のニュアンスが強い題名なのです。

はるまさんと、はなとゆめ＋猫の本棚さんの書評で、本書のことを知りました。感謝いたします。私の場合、自身が２０世紀に憑かれているせいか、今世紀から作品を発表しだした作家には手が伸び…

名前も名乗らず、電話にメイスンを呼び出した女が残した妙な依頼。姿の見えない依頼者に苦労させられるメイスン。しかし、やはり殺人は起きてしまい…。

　仕事帰り、秘書デラを伴い、ドレイク探偵に勧められたクラブに遅い夕飯を訪れたメイスン。そこに電話が取り次がれる。切羽詰まった女の声で、地味所に届いた現金入りの包みに同封した新聞記…

子ども向けだからこその簡潔な表現から、星新一の真髄を感じる

図書館で偶然目にした表紙に引き寄せられ、思わず手に取った。和田誠が描く、とぼけた表情の怪獣が何とも言えず愛らしい。だが、読み進めるうちに星新一の類まれな表現力が想像を超えて迫り、…

自分も安全に相手も安全に

長く生きものに接している、それぞれの分野のプロである「獣医」 「生きものカメラマン」「ペットショップオーナー」が、 生きものを無駄に傷つけず、そして持つ人間もケガしないで、 …

夏目漱石にまつわる古書の話

鎌倉有数の資産家によるガーデンパーティーで始まります。 主催者の資産家は過去にビブリア古書堂と付き合いがあったようで、その縁があって現店主の栞子とその夫である大輔がパーティーに…

いろんな角度から「気」についてアプローチした本。気の語源やら、いかがわしい氣などのことも書かれている。日常にもいろんな場面で使われているのもあることがわかり日本語は面白いとあらためて思った。

　スマホでyoutubeで気功というものにであって、気に興味を持った。 　この気というものが多岐にわたって使われていることが書かれている。 　天地の気、人の気やら中国の知恵が…