書評でつながる読書コミュニティ

スッチーという呼び方を知っている世代だし、今の米系航空会社のCAのごつさもしっているけど、ちょっと昔のスチュワーデスの扱い、しかも進んでいるはずのアメリカでこんなにひどかったとは。

日系を始めとするアジア系と欧米系のCAってカラー違うよね、やはり発展途上国のCAはお飾りっぽくて、欧米系は質実剛健、実用主義だよね、なんて思っていたけど、1960年代からの歴史を…

古着屋総兵衛影始末シリーズ第十一弾にしていよいよ最終巻。大黒丸による海洋冒険シーンを経て、江戸へ帰還した総兵衛。いよいと宿敵柳沢一党と最後の決戦と思いきや・・・。

　長い長いこの娯楽冒険大作もいよいよ最終巻ですが、まだまだ未解決問題が山積していまして、この一環でうまく落ちが付くのかしらと思いながら読みました。 　ベトナムでの交…

個性あふれる中世ヨーロッパの写本、面白いなあ。

中世の写本は博物館や美術館の展示で見たことがある。 しかし、この本を読むまで、いろいろ面白い情報が詰まっているとは気づかなかった。 …

女性たちの現世は憂き世…誰も叱らない夕霧に一矢報いたビッグママは…

この帖の前半で、スピンオフ主人公夕霧は、読者をさんざん ガッカリさせてしまったと思うと、こんな主役級の登場人物に対して、 ちょっと可哀想すぎません？式部様…とも思った。 …

下巻が凄く楽しみなのであります。キングの本領発揮なのであります。

　ヘレン・マクロイの「暗い鏡の中に」でも本書と同じ謎が描かれる。同時に離れた場所に現れる同一人物。ドッペルゲンガー？双子？前者だとオカルト、後者だとトリックという解釈になるのだが…

田沼意次は善なりや悪なりや

2023年に発表され、数々の賞を受賞した『まいまいつぶろ』は、 　言葉さえ不自由であった徳川第九代将軍家重と唯一その言葉を聞き取れた家臣大岡忠光のまじわりを描いた感動作だった。…