『Invention and Innovation: 歴史に学ぶ「未来」のつくり方』バーツラフ・シュミル、栗木さつき(★★★)
いつの時代も、将来有望な技術に関して我々一般市民に伝えられる内容は、過度に楽観的であるらしい。「加速化するイノベーション」という説には何も根拠が無いのだ。
そりゃまあそうかもしれませんね、という感じだ。
「世界的権威が語るテクノロジーの歴史と未来」とか「ビル・ゲイツ 全著作を愛読 大絶賛!」なんていう帯の煽り文句につられて、『Invention & Innovation』なんてい…