書評でつながる読書コミュニティ

フレンチミステリ復活。コロナ禍でのフレンチレストランの苦悩や、若い人へのエールが印象的でした。

『間の悪いスフレ』あらすじ 小さなフレンチレストラン、ビストロ・パ・マル。ここでは客たちの悩みや謎を、シェフが料理で解決していきます。 「クスクスのきた道」…オペラ歌手を…

ロシアに漂着した大阪の商人、初めてロシアの地を踏んだ日本人。映画「おろしや国酔夢譚」のモデルになった大黒屋光太郎氏の約100年前の人物。

帝政期のロシアに漂着した日本人といえば、映画『おろしや国酔夢譚』のモデルになった大黒屋光太郎の方が有名です。彼は伝兵衛がロシアに漂着した100年後くらいに、ロシアに漂着のした後帰…

福山雅治と言えば、ガリレオシリーズ。 さて、超えられるか？

福山雅治×有村架純で映画化と聞いて、ミーハー(昭和死語)魂に火が付いて読んでみた。 途中から、何となく筋が見えて、映画化するにはちょっと弱い気が…。 ただ、コロナ禍の話なので…

ヨーロッパから多くの人たちがアメリカへ渡った時代

Carl Erik は2人の兄弟と両親の5人家族です。一家はスウェーデンで農業を営んでいましたが、干ばつでこの冬を越せるかどうか分からない状態でした。そんな家族へアメリカへ移住し…

60代、独身の女性が心豊かに暮らすヒントを紹介している1冊

1961年生まれの60代の女性のエッセイ 著者のエッセイは読みやすく共感できるので 愛読しています。 この本は、健康、家族、お金など60代を迎えた著者が これから…

私立探偵石目鋭二、ほろ苦デビュー―マジック“オクイズミ”リアリズム

『虚史のリズム』奥泉光著を読む。 国書(国書刊行会)の鈍器本に優るとも劣らない分厚い本。ええと、本文1091ページ。最後まで読めるかと思ったが、杞憂だった。 1947…