書評でつながる読書コミュニティ

光源氏、薨去。彼の死がいかなるものであったか、は書かれていない。

光源氏が亡くなったとされる帖。この帖は題名だけで中身がないとされてきた（異説あり）。与謝野晶子訳でもそう書かれている。電子書籍ではなく文庫版では池田亀鑑氏の以下の文章が載っている…

前巻で海戦を経験した総兵衛ですが、そこで文明の進んだ海外の武力の強大さを思い知るのでした。そして外国との交易を広げるために琉球へ向かいますがそこにも敵の罠が待ち受けていました。

　古着屋総兵衛影始末シリーズ第九弾。前巻で海戦を経験した総兵衛ですが、そこで文明の進んだ海外の武力の強大さを思い知るのでした。そして外国との交易を広げるために鎖国の禁を破って琉球…

ハロウィンの夜に渋谷のハロウィン喧騒を読み説くヒントがこの『反逆の神話』にあるような気がしたので、10年振りに再読

ハロウィンの夜に。 渋谷のハロウィンは”金になる反逆”だったはずが金にならなかったってもんかなぁ…。 楽しむことが、究極の破壊活動というわけだ。これは映画『フットルー…

小説家の冴子は元同級生の亜美から彼氏のタケルを紹介された。タケルは嫌味な男で。。。しかしタケルはその後も冴子を付け回し。。。折柄唯と名乗る女から一冊の本が贈られた。それは莉菜が書いた殺人事件の本で。。

浦賀和宏作「Mの女」を読みました。 女流小説家である冴子は高校の同級生亜美と会っていました。実は冴子には友達があまりおらず、亜美は数少ない友達だったのでした。しかし亜美は恋…

不労所得を得よう的な書籍とはちょっと毛色が違うかと

幸せなお金持ちになるため大富豪のえびす様からお金持ちになる秘訣を学ぶ。すると貧乏界の常識は次々とひっくり返されることに。主人公の成長とともに普通の人が読むだけで大富豪マインドを身…

著名な絵師、作家を売り出した蔦屋重三郎とは、いったい何者？

　2025年の大河ドラマは、横浜流星演じる蔦屋重三郎。北斎や歌麿も登場するんだろうなと今からワクワクしている。しかし、蔦屋重三郎のことをそれほど知っているわけでもなく、どの絵師を…