書評でつながる読書コミュニティ

これが初の貴志祐介産の作品だったんだ…。懐かしいです。

初めての貴志祐介作品です。素晴らしいの一言です。主人公が高校生なのに言動が大人そのもので、読んでいて違和感があるはずなのにすんなり読めてしまうのが不思議でした。

　愛犬との絆を捨てた少女。大人になった今も、心の傷が胸に突き刺さったままです。

　まどか、32歳。結婚を控えているのだが、躊躇する気持ちがある。 「自分は人を愛する資格があるのだろうか？」と。 　オビには、 雷のような　逆毛を背負った　美しい犬。 …

鏡花にきのこ話ってそんなにあったっけ？

　私、きのこ好きであります。泉鏡花も好きですよ。その両者の合体本？！ 　図書館で見つけて思わず借りて来たのですが、あれ？　泉鏡花ってそんなにきのこの話を書いていたっけ？　にわか…

実家の父親が突然死。調べると前妻との間に息子が2人いることが判明。相続遺産が減る。それで混乱。

　主人公は、会社員のフクミと姉の舞子。フクミはやままる屋という地元函館の中小企業に勤めている。やままる屋は青息吐息状態、倒産寸前である。舞子は誠二という男に嫁ぎ専業主婦をしている…

選挙権取得が１８歳に引き下げられました。しかしそれが民主主義の根本であるということはあまり理解されていないようです。そこで１８歳の人々に対して民主主義を解説したのですが、それ以上の皆が読むべきかも。

選挙権の年齢が2016年より18歳に引き下げられました。 この本はその当時、急に早く選挙権を手にすることとなった18歳、19歳の人々に対して選挙とは何か、民主主義とは何かを解説…

「出稼ぎワーホリ」＆「出稼ぎ風俗嬢」に、輝かしい明日はあるのでしょうか？ 「井の中の蛙　大海を知らず」のほうが、実は幸せだったりして？

松岡かすみ氏の『ルポ出稼ぎ　日本人風俗嬢』（朝日新書）を読みました。 要は、日本人売春婦（セックスワーカー）が、日本国内だといまひとつ稼げないけど、海外（米国や豪州など）で…