『20世紀SF〈2〉1950年代―初めの終わり』レイブラッドベリ、フィリップ・K.ディック、リチャードマシスン、ゼナヘンダースン、ロバートシェクリイ(★★★★)
本書は、「20世紀SF」シリーズの第二巻、1950年代になります。アメリカSF映画の黄金時代を支えた作品群が収録されています。特に、リチャード・マシスンの『終わりの日』は傑作です。
1950年代は、アメリカSF映画の黄金時代でした。思いつくまま挙げるだけでも、『遊星よりの物体X』(1951年)、『地球最後の日』(1951年)、『ゴジラ』(1954年)の元ネタ…