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『猫町他十七篇』萩原朔太郎（★★★）
「私は喪心者のように空を見ながら、自分の幸福に満足して、今日も昨日も、ひとりで閑雅な麦酒を飲んでいる。虚無よ！虚無よ！人生よ」（本書収録『虚無の歌』より）
本書は、萩原朔太郎（１８８６－１９４２）の詩以外の作品を集めたものです。三部構成になっていて、第一部は小説が３篇、第二部は散文詩が１３篇、第三部はエッセーが２篇となっています。 …
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hackerさん（1級/2111件）の書評
『チューリップ短編小説【Kindle】』皇南輝（★★★★）
人生は想定外の連続。笑って学べる一冊
タイトルからはどんな物語が広がるのか全く想像がつかなかった本作だが、読み進めるにつれて予想外の展開に何度も度肝を抜かれた。オモチャの拳銃を持って銀行に押し入る主人公。そこ…
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山川欣伸さん（1級/593件）の書評
『暇と退屈の倫理学』國分功一郎（★★★★★）
マルクスにハイデッガーにドゥルーズ。ずいぶん濃厚で、とても退屈などしていられない。「環世界への不法侵入」のコンセプトには、ちょっと惹かれるものがある。
『暇と退屈の倫理学』って、何そのけったいなタイトル。と思いつつも、長らく気になっていた一冊に、ついに手を出した。そもそも暇とは何か。人はなぜ退屈するのか。てな話から。ホモ…
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Toru Kobayashiさん（1級/531件）の書評
『新潮日本古典集成〈新装版〉源氏物語六 (新潮日本古典集成新装版)』石田穣二、清水好子（★★★★★）
「39.夕霧」から「47.椎本」を収録。巻名だけを置いた「42.雲隠」で源氏の死と物語の終りを暗示し、物語はついに宇治十帖に突入。紫の上の死は作者が源氏に与えた最大の罰。女ばかりあはれなるものはなし。
　「39.夕霧」から「47.椎本」を収録。巻名だけを置いた「42.雲隠」で主人公光源氏の死と物語の終りを暗示し、「46.橋姫」より物語は宇治十帖へと突入します。　源氏最愛…
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千世さん（1級/371件）の書評
『大空のサムライ』坂井三郎（★★★★★）
戦闘機乗りの坂井三郎さんの自伝
今度はこれを読みました。戦闘機乗りの坂井三郎さんの自伝。ゴーストライターの存在とか盛り過ぎとか色々あるみたいですが、普通に面白いです。戦争は良くないことだ…
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孤独な読書人　葉月さん（1級/56件）の書評
『オリエント急行の殺人』アガサクリスティー（★★★★★）
大胆なトリックで贈る代表作。
厳寒の季節、国際列車オリエント急行は世界各国からの乗客でいつになく混んでいた。一癖も二癖もある乗客たちが作る異様な雰囲気のなか、雪で立往生した車内で、老富豪が刺殺され…
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茜さん（1級/383件）の書評

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書評‐新着コメント＆投票

新潮日本古典集成〈新装版〉源氏物語六...
レビュアー：千世
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失墜の王国
レビュアー：赤井苫人
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あの日の風を描く
レビュアー：p-mama
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シャーロック・ホームズクリスマスの依頼人
レビュアー：DB
DBさん「イギリスの伝統的なクリスマスにちなんだ話がいろいろ出てきて楽しかったです」とコメントしました。
シャーロック・ホームズクリスマスの依頼人
レビュアー：DB
三太郎さん「ホームズ物でクリスマス絡みというと青いガーネット事件を思い出します。クリスマスに免じて…」とコメントしました。
アイガー・サンクション
レビュアー：ef
efさん「この本のカバー絵からしてイーストウッドを意識しまくりですよね～。」とコメントしました。