塩味ビッテンさんの書評





満を持して力を込めて語ります。狂人FKディックの押しも押されもしない名著「アンドロイドのゲイはエンジンオイルを使うか?」。「人間とはなにか?」を哲学書や宗教書ではなく、よりによってSFに教えられます。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は原題"Do androids dream of electr…

人間とは何かを問う話
タイトルは有名だがちゃんと読んだことがなかったので、「ハヤカワ80周年記念読書会」をきっかけに手に取…





映画ブレードランナーの原作本。色んなことを考えさせられた。
映画、ブレードランナーの原作本です。 原作は、映画ほどスタイリッシュではありません。 でも、ディ…



アンドロイドと人間を隔てるものは何か
警察の傘下で火星から逃亡してきたアンドロイドを狩る仕事に従事する「賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)…


1982年制作の監督リドリー・スコット、主演ハリソン・フォードの映画『ブレードランナー』の原作ですがそれより翻案と言い換えたほうが的を射ているように思います。
第三次世界大戦後、核兵器放射能汚染で生きている動物が貴重となった地球。 『本物の生きた動物を飼う』と…





あの映画とは随分と違ったテイストになっている。人類と見做されない特殊者(スペシャル)で「ピンボケ」と呼ばれるイジドアや、電気羊ではなく本物の羊を欲しがるデッカードが、なんとも物哀しい。
いずれは読んでみないとな、と思っているSFの古典がいくつかある。 『アンドロイドは電気羊の夢を見る…





人間存在とは何なのか、アイデンティティとは?と問いかけるディックの名作
当然とっくにレビューしていると思っていたのですが、まだ書いていないことに気付き愕然としたので読み直…

人とアンドロイドの境界線はどこにある?
電気羊というものは、羊という動物を欲した人々が作り上げた本物の羊そっくりのロボットのことだ。定期的に…





人間とアンドロイドの差はあるのだろうか?どちらも眠るときにはいい夢をみるのでしょう
ディックという人物はとても波のある私生活を送っていたようです。 妻や薬、自身の精神状態が色濃く作品…





映画ブレードランナーの原作ですが、映画と小説で味付けはかなり違います。 原作に忠実な映画は大体面白くないと言うのは私の勝手な意見ですが、この作品はそれぞれの媒体の良さが生かされていて、どちらも面白い。
第三次世界大戦後、人類の多くは放射能灰が舞う地球から逃れ、他の惑星に移住していた。 新たな惑星に住…

アイディア、プロット、語り口、どれをとっても一級品の本書は安心してオススメできるディック作品のひとつなのでございます。
傑作だ。映画「ブレード・ランナー」も映画史に残る傑作だったが(ルドガー・ハウアーの表情の秀逸なこと…




これは、現代の世界の物語のような気がする
核戦争後の地球から火星などへの移住が進んでいる時代、異星での危険を伴う労働にアンドロイド(人造人間)…



なんといってもタイトルと表紙にパワーがある。異世界の構成とテーマ、どちらも分かりやすい。
どれかというとアメリカ的SFはニガテ。でもディックは嫌いではない。ドラマも比較的分かりやすいし、品格…


これはSFじゃない。作者の哲学の発表。
1. 翻訳について 翻訳がイマイチ気に食わない。とにかく読みにくい。 読み進めていくうちに、たぶ…

"Do androids dream of electric sheep?" ではなく "Do androids dream of electric sleep?" が正しい、FKディック未必の故意=ミスプリタイトルなのだ、
従って、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 ではなくて 実は、「アンドロイドの見る夢は電気睡眠…




やはり違う。だが幻滅もしなかった。 ようやく読んだブレードランナーの原作。
映画『ブレードランナー』が昔から大好きだ。 なのに、と言うか、だからと言うべきか、原作をずっと…




人間とアンドロイドの決定的な違いは何か?その違いが、人間が人間として存在する理由になるのか。SF小説の中に、哲学的命題を提示した名作。
1968年に刊行(日本語版は1969年)された近未来SF小説です。このタイトルよりも、映画化された…



映画ブレードランナーの原作。 死の灰で汚染された地球。限りなく人間に近いアンドロイド、不適格者の烙印を押された人間、そしてアンドロイドを殺して生計を立てるデッカード。小説は読んでいて切ない。
就職した年のロードショーで観た「ブレードランナー」の原作がこれだと知り、手に取ったのが三十年以上前。…




「共感する心」「感情移入」の重要性
SF映画の不朽の名作「ブレードランナー」の原作著書。 最終戦争終結後、放射能に汚染された地球では、…




人間以外の動物が放射能汚染でほぼ死に絶えた地球。生きた動物はまさに貴重品だった。そこに火星から逃げ出した奴隷人造人間狩りの話も絡んで、一種のデストピア小説となっている。
変わった題名だが、映画「ブレード・ランナー」の原作本と言えば聞き覚えのある方も居るかも。自分は、この…





植民惑星から逃亡してきたアンドロイドたちとの死闘を描いた近未来SF。アンドロイドと人間の違いについて、いろいろと考えさせられる。
第三次大戦後、地球は放射能灰に汚染されている。多くの人間はアンドロイドの〈奴隷〉を伴って地球外惑星…

「心とは何か?」と、鋭く問いかける一冊。本書に共感できるか。まさに、それこそが未来を決めるかもしれない。
「ご注文はひつじですか?」 そんな問い合わせを受けるのは、ペットショップか、はたまた機械の…



麻薬的酩酊感の中で、人間とは何かを問う
これはまた感想が難しい作品だ。サイバーパンクの世界観で、賞金稼ぎが脱走したアンドロイドを追求するとい…





映画「ブレードランナー」とは別物。プロットの奥深さも世界観のイメージも全く違う。
ブレードランナー自体、最後に見たのは1年前くらいで記憶が少しあやふやですが、薄暗い機械文明世界の中で…



機械が心を持つようになったとき、われわれはどうすればよいのだろうか
先日、 映画『ブレードランナー』を観た ので、その原作を読んでみた。 粗筋は映画と同じ。近未来…




二十億年の生存競争と進化をくぐりぬけてきた種族「人間」は、「アンドロイド」と「電気羊」の夢を見る
■あらすじ 第3次世界大戦(最終戦争と呼ばれている) が終わった後、地球は放射能灰に汚染され死の星…





アンドロイドと人間の攻防にテンポよく引き込まれる。 両者の見分け方が面白い。 様々な切り口で、語り合える作品。 もう一度読み返してみると、新しい発見ができるに違いない。
あらすじ 最終大戦後、地球には死の灰がふり注ぎ、多くの人は他の惑星へ移住していた。残された者にと…




三十年前の作品と考えればきわめて先駆的な存在だと思う。
映画「ブレードランナー」の原作とのうたい文句がなければ手に取らなかったかもしれない。映画は見ていな…




アクションやシナリオの胸躍る感覚、SFとしての完成度の高い世界観と人間を巡る哲学。それらが絶妙な配合で読者を引きつけて放さない。読んでいる間には全く古さを感じさせない、時代を超えた傑作。
内容に少し触れるので、神経質な人のために「ネタバレあり」と言うことにしておきます。 ただし、シナリ…




ディックの小説は全部同じようなもんという説があるが、 ディックの世界は好きな人にはたまらなく心地良いのだ。
小説も映画もレプリカントが可哀想だがね!と大泣きしたが、 やっぱ映画版の方が判り易くて印象的だ…





映画「ブレードランナー」原作。映画版(ファイナルカット)と結末が異なる(と思う)。チューリングテストの進化版みたいなのも出てきて、来るべくアンドロイドと人間の境界はどこか?考えさせられます。
フィリップ・K・ディックの作品は、自分って何なんだろうっていうことをテーマにしてるように思う。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」もその一つ。
果たして僕は人間なんだろうか、果たしてあなたは人間なんだろうか? こういった問題提示を『アンドロイ…




サイバーパンクの先駆け的存在の作品。自分は観ていないのですが、映画「ブレードランナー」の原作でもあるそうです。
バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)VSお尋ね者アンドロイドというわかりやすい構図に引き込まれた! あ…



本書は、映画「ブレードランナー」の原作です。キーワードは、「生きた動物」「感情移入」。アンドロイドものとしては正当派かと思いますが、シンプルでわかりやすかった。
本書の世界では、動物を飼うことがステータスになる。 動物に対する投資(投機)も過剰に行われている。…
アンドロイドを人間に近づけて作りすぎた故の、 悲しいような、残念なような、そんな気持ちが残っています。
人間と見た目も感情も変わらないほど精巧に作られたアンドロイド。 人間を殺したアンドロイドを処分する…