DBさんの書評

ネロに捧げられた二つの話
「趣味の権威者」としてネロが心酔したペトロニウスによる享楽の極みの話です。 主人公のエンコルピオス…
投票(26)コメント(0)2023-06-08




古代ローマの皇帝ネロの時代に書かれた風俗小説。作者ペトロニウスの脳にアクセスして2000年も前のローマ人の考え方や生きざまに直接触れることができる。まさに「知を楽しむ」小説。
なぜサテュリコンなのかというと、古代ローマがマイブームだからである。古代ローマに関しては庶民や貴族の…




クセモノ廷臣たちが咲かせた「悪の華」
『サテュリコン』は紀元一世紀のローマ皇帝ネロの取り巻きペトロニウスの、『アポコロキュントシス』は同じ…



古代ローマの風刺小説。放浪学生のエンコルピオス、稚児(美少年)のギドン、エンコルピオスの同伴者のアスキュルトス、解放奴隷で大金持ちのトリマルキオン、そして好色な老人エウポルモスが主な登場人物。
エンコルピオス、ギドン、アスキュルトスの一行はナポリ近郊のプテオリと言う所に滞在し、修辞学教師のアガ…