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書評一覧

江戸川乱歩傑作選 蟲

レビュアー:hacker

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江戸川乱歩傑作選 蟲

表題作『蟲』は江戸川乱歩が1929年に書いた現代ホラーです。また、収録作『盲獣』(1931年)も、作者が晩年の全集刊行時に再読して「ひどい変態ものである」と驚き、収録するのをためらった作品です。

文春文庫には、3人の作家が別々に編者となった3冊の「江戸川乱歩傑作選」がありますが、辻村深月が担当し…

投票(1コメント(0)2025-11-06

シーソーモンスター

レビュアー:塩味ビッテン

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シーソーモンスター

伊坂らしい中編2本「シーソーモンスター」と「スピンモンスター」です。本書は8人作家が同じ設定で小説を書くという企画もののうちの一作品だそうで、ほかのものもぼちぼち読んでみたい気がします。

良くも悪くも伊坂幸太郎的な小説。プロットよし、設定好、展開は警戒で、ひねりと、オチとユーモアも十分。…

投票(0コメント(0)2025-11-05

単純な脳、複雑な「私」

レビュアー:ゆっくり考える

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単純な脳、複雑な「私」

脳科学者の池谷裕二さんが、2006年に母校の藤枝東高校体育館で1000人余りの生徒を前にした全校講演と 2007年の春休み、全校講演の半年後、藤枝東高校の生徒9名相手の3日間の連続講義の記録です。

池谷裕二(いけがや ゆうじ)さんは、1970年静岡県藤枝市に生まれ、1989年に静岡県立藤枝東高校を…

投票(1コメント(0)2025-11-05

正欲

レビュアー:塩味ビッテン

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正欲

水に欲情するという変わった性癖を持つ3人が、世間の理解を得られずに児童ポルノの汚名を着せられるという身も蓋もない話ではあるが、昨今の多様性に寛容な風潮に一石を投じる問題作となっています。

 プロローグで3人の小児性愛者であり児童ポルノ愛好者が逮捕されるという事件が紹介され、実はこの3人へ…

投票(3コメント(0)2025-11-05

北方防衛と開拓の魁─ 蝦夷地を舞台に暮らし革命を起こし領土を守った商人

レビュアー:みんな本や雑誌が大好き!?

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北方防衛と開拓の魁─ 蝦夷地を舞台に暮らし革命を起こし領土を守った商人

『北方防衛と開拓の魁』を読んで。本書の第七章「蝦夷地での商人の功績が知られないのはなぜ?」、第八章「日本分断を図る歴史改竄を訂正し子供達の未来を守ろう」は、とりわけ必読すべき個所

中村恵子氏の『北方防衛と開拓の魁 蝦夷地を舞台に暮らし革命を起こし領土を守った商人』(ハート出版)を…

投票(1コメント(0)2025-11-05
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