エール! 1



想像力、発想力は社会の中でもまれないと、やがて枯渇する。
6人の作家による、女性のお仕事小説の競作集。 今は、大崎梢さんの作品を中心に読んでいる。大…

本が好き! 1級
書評数:6373 件
得票数:94161 票
昔から活字中毒症。字さえあれば辞書でも見飽きないです。
年金暮らしになりましたので、毎日読書三昧です。一日2冊までを限度に読んでいます。
お金がないので、文庫、それも中古と情けない状態ですが、書評を掲載させて頂きます。よろしくお願いします。



想像力、発想力は社会の中でもまれないと、やがて枯渇する。
6人の作家による、女性のお仕事小説の競作集。 今は、大崎梢さんの作品を中心に読んでいる。大…



書店が客を引き付けるのは、雑誌、週刊誌、コミックコーナー。しかし今雑誌、週刊誌、コミックの販売数量はコンビニが最も多い。巨大通販AMAZONもいる。本当に書店は苦しくなっている。
駅ビルにある書店成風堂で引き起こされる、数々の謎めく出来事を紐解き解決する、アルバイト大学生の多絵…



父親、母親、主人公、妹とみんなバラバラ4っつ屋根の下に住んでいる。でも、それぞれに充実した生活をしている。しかも家族の絆は強い。
最近、大崎さんの作品を集中して読んでいる。 大崎さんの作品に最初にであったのは、アンソロジ…



「広辞苑」は購入すれば、100年でも変わらない本として手元にいつも一緒にいてくれる。
書店員杏子とアルバイトの学生多絵が成風堂書店で起こる謎の出来事を解決する、「成風堂書店事件メモ」シ…



マンションやアパートは住人同士無関心で、知らない同士ということになっているが、管理組合という自治会があり、役員が当番でまわってくる。だから、皆顔見知りということになる。
主人公は鶴川佑作56歳、横須賀のマンションに一人で住んでいる。佑作が借りていたカメラ雑誌を返しに隣…



新幹線では、怒らない、物語が高速バスでは起こる。
私は、高速バスというのは殆ど経験がないが、娘は大学生の時、全く鉄道、新幹線は使わず、帰省や大学へ向…



書店は全国に13000店、出版社は4000社。毎日本は200冊出版されている。これを捌くのが取次店。本の流通過程で起こる謎を、解明する物語。しかし、いまは本はAMAZONで購入する時代になった。
主人公は中堅出版社の営業マン井辻智紀。その智紀シリーズ第2弾。今回は、出版に係わる会社のうち、取次…



少女がターゲットの雑誌、専用モデルを募集すると、何と16000人の応募があるそうだ
名門といわれる大手老舗出版社「千石社」で発行している週刊誌「週刊千石」の編集部で働いていた主人公の…



神社は町の中心。子供たちの遊び、探検の場所。人々の崇拝、祈りの場所。そんなステレオタイプの思いのまま描かれた物語。
主 人公は、実家が神職の片野厚介。物語の舞台となる白友町の白友中学校、2年2組の担任として赴任したば…



小学生時代、中学生時代、高校生時代、登場人物も年代も全く異なる生徒、学生が章を区切って登場する。そこで、語られたり、行動したりするエキスを掬い取って事件の真相がわかってくる。面白い構成だ。
この物語は、全体が4つの章から成り立っている。 今から30年前、神奈川県の小さな町白沢町で…



横浜が横濱だった時代はどんな時代だったのだろう。
主人公は大学も推薦で決まり、受験勉強の必要が無く、暇がたくさんある高校3年生の千砂。それで千砂は横…



書店で起こる様々な謎を、2人の書店員が解いてゆく。書店のお仕事を謎を解きながら知ってゆける楽しい作品集。
大崎さんのデビュー作品集。大崎さんは作家の前に書店員をしていた。その経験を踏まえ、やわらかいミステ…



めまぐるしく、状況が変わる。その度に驚く。それが最後まで続く。疲れた。
主人公は函館に住む、高校3年生の桜井真乃。話は6年前、小学6年生の時にさかのぼる。 真乃は…




なつかしい本をめくる。そこには、初めて読んだときと全く同じ文章がある。
主人公は65歳でIT会社を定年退職したテルさんと図書館司書のウメちゃんの二人。 テルさんは定年退…



夫婦関係をうまくさせるのも、ぶちこわすのも全部「さしすせそ」。
主人公の多香美は39歳、デジタルマーケチング会社で室長として多くの部下を抱え超多忙な日を送っている…




あの人を心から愛していた。でも、引き裂かれた。もうこんな世の中に望むことなんてない。
2010年から2017年の間、雑誌に発表していた短編作品にこの文庫用に一編書き下ろした作品計6編を…




オーナー会社の後継者の地位につくためには、したたかな、長期戦略が必要。
大企業「ニシオギ」のオーナー西尾木雄太郎が再婚してその連れ子の敏也が物語の主人公。 雄太郎…




人間は、元々海の仲で暮らしてきた。今は、陸にあがって暮らしているが、やがてまた海の仲へ戻る。
不思議な感覚におそわれる小説である。泉鏡花賞受賞作品。 我々人間は、元は海の中に生きていた…



愛犬は、友達でも仲間でもない。一緒の家族だ。
けなげで忠実な犬、気まぐれで愛くるしい猫たちと、人間たちとの係わりを8人の作家が物語にした作品集。…



歌舞伎座に行くと、必ず会う怪紳士、堀口の正体は?
近藤史恵とここのところ旅してきた。それも今回紹介する作品で一旦終了。紹介する作品は2023年度徳間…