壊れた世界の者たちよ

ウィンズロウ作品に親しんできた読者には、声がでちゃうくらいうれしい中編集です。
本書に収録されている「犯罪一の一」が原作となった映画「クライム101」が公開された。もう、公開は終…

本が好き! 1級
書評数:1610 件
得票数:21628 票
本が大好きで、毎日本のページを繰っています。
小説なら、どんなジャンルでも挑戦しております。
小説の神様は山田風太郎と皆川博子とスティーヴン・キングだと思っています。
あと川谷絵音も大好きです。よろしくお願いします。

ウィンズロウ作品に親しんできた読者には、声がでちゃうくらいうれしい中編集です。
本書に収録されている「犯罪一の一」が原作となった映画「クライム101」が公開された。もう、公開は終…

ぼくの中でガーネットという作家を、これ以前と以後に隔てた作品。
なんとなく読みだした。薄いからすぐ読めるかなと思って。ガーネットといえば「狐になった奥様」という変…

続けて読んでおります。何か?
続けて読むことに異議無し。時は遡っているけどね。本書に収録されている短篇は御大が80歳前後に書かれ…

なんじゃ?短歌探偵?いったい何事?
ひっさしぶり! でも、なんですの?短歌探偵って。と思いながらページを繰る。舞台はいつもの福井県…

筒井康隆健在。ずっとぼくのヒーローです。
小説のおもしろさに気づいた少年ベックをさらなる異空間へと導いてくれたのが筒井康隆御大だった。いまと…

山田風太郎は、やっぱりハズレなし!
本書の解説読んでいたら、なんと風太郎が『徹子の部屋』に出演しているって書いてあるじゃありませんか!…

読み終わってみれば。
なかなか興がのらなかった。主人公がなんとなく悲痛で影が濃い感じがして、共感しづらかったのである。そ…

いいっすよ、これ。いったいどう説明つけるんだってくらい「星を継ぐもの」的なスーパーとんでもな謎が提示されるけど、なるほどと感心しちゃった。
謎が魅力的。二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のものと一致した?なんじゃそれ、ありえない…

理不尽ゆえに胸に響く
タイトルから只の仇討を描いた時代物だと思った。本書のことを知った当時は、である。しかし、これが直木…

歴史はかつて起こったこと。その事実は残るが、その時の人の思惑や言動は残らないのである。
根本の話なのである。歴史小説は数多く書かれているが、それの元となるものは史実であり史書やそれに準ず…

大事なのは、ひとつもうそをつかず、つまづかないこと。
幸せそうなのに寂しい表紙のイラストに惹かれて手にとった。とりたててなんでもないとある作家の日常が描…

ケッチャムなんかおとなしいでやんの。
短めの短編が多数収録。 「冬の子」 「作品」 「箱」 「オリヴ…

クリスティは嫌いだったけど
クリスティは嫌いだ。御三家ならクイーンが一番だし、ミステリ黄金期というくくりなら、ブランドのほうが…

後半、読む手が止まらないおもしろさ。
爪を研いだ危険な誘惑に簡単に陥落してしまうボヴァリー夫人。それは必然であって上巻で積み上げられた現…

木目調のような木漏れ日の似合う温度感。
普通の人々のなんでもない日常を描いているだけなのに、本書は驚くべきリーダビリティと深い滋味をあたえ…

清張短編への尽きない欲求が止まらない!
五編収録。表題作は古代史と現代の事件が絡まる意欲作で、「出雲風土記」を筆頭に「古事記」「日本書紀」…

それは必然なのだろう。
若い頃なら古典の中でも、こんな不倫や恋愛を主眼においた本は見向きもしなかったのだが、五十も後半にな…

本書を読めて良かった。傑作だ。(上下巻の感想です)
怪獣が現れる。甚大な被害をおよぼし、多くの命が奪われる。その怪獣の死骸を解剖し、生態を研究するのが…

人と人の繋がりには理由なき絆があるのです
表題作である短編と中編(長編?)の二編収録。どちらも老境に入った作家のアルツハイマーになってしまっ…

お正月から、清張なのです。
五編収録。巻頭の「指」も表題作の「水の肌」も出来心などという安易な犯罪ではなく、自分の保身ゆえの計…