三つの棺〔新訳版〕
戦前の本格ミステリ黄金期の巨匠、ディクスン・カーの代表作。有名作家、評論家が選出した【オールタイム不可能犯罪ミステリ・ランキング】で、第一位を獲得した歴史的名作です。解決は少し頭が痛くなりますが。。。
大雪のロンドン、フランス人のグリモー教授が訪れた謎の仮面の男に自宅3階の書斎で射殺されてしまう。しか…
本が好き! 1級
書評数:520 件
得票数:6409 票
読書好きですが、積読がほとんど。買った本はいつでも読めるから、読むのは図書館で借りた本。買った本はほとんど読まずに死ぬことになると思います。
戦前の本格ミステリ黄金期の巨匠、ディクスン・カーの代表作。有名作家、評論家が選出した【オールタイム不可能犯罪ミステリ・ランキング】で、第一位を獲得した歴史的名作です。解決は少し頭が痛くなりますが。。。
大雪のロンドン、フランス人のグリモー教授が訪れた謎の仮面の男に自宅3階の書斎で射殺されてしまう。しか…
ダンテの「神曲」をモチーフに007映画ばりにフィレンツェを皮切りにコテコテの観光地をラングドン教授が駆け巡ります。ノベライズかと思うぐらい映画化を意識しています。どんでん返しはまずまずですが、最後は?
現代イギリスミステリーの女王ミネット・ウォルターズの佳作中編集です。比較的大部の長編が多いミネット・ウォルターズ入門には持ってこいの本です。
遮断地区が2014年版ミステリが読みたい!で第1位、このミステリーがすごい!2013 の海外編で第2…
Three Musketeers(三銃士)の続編(鉄仮面)の多読用英語版です。これも基本単語600のみで書かれていますが、それなりに血沸き肉躍る面白さを味会えます。CDを聞けばリスニングにも効果あり。
なぜ三≪銃≫士なのか、英語題名で初めて解りました。マスケット銃をもつ兵隊なんですね。中学生でもスラスラ読める40ページの初心者向けの英語本です。基本的な600単語で書かれているのにこれが結構面白い。
日本を飛び出し、アジアを舞台に世界に打って出たビジネスパーソンたち。先進国同士のパワーゲーム、金融資本主義が生んだ貧富の格差、停滞する日本国内。こうした閉塞状況を打ち破る活力がもらえます。
『海外で働こう』この題名で思い浮かんだ本書の内容は、日本の大学を出て、欧米の一流大学でMBAなんかを…
本格ミステリーの大御所エラリー・クイーンの国名シリーズ最高峰の作品。新訳は読みやすく、厚さも気にならずサクサク読めます。懐かしのオールドファンはもちろん、新世代の本格ミステリーファンにもお勧めです。
最近は古典文学の新訳ブームがミステリーにも飛び火して、いわゆるミステリー黄金期の作品の新訳が競って出…
お手軽ながら中身の濃いミステリーブックガイドです。 1929年「毒入りチョコレート事件」から2010年「二流小説家」まで年代もジャンルも幅広く、バランスも良く、初心者からマニアまで楽しめます。
文庫オリジナルによくある読み捨てるようなお手軽な名作ブックガイドではなく、なかなか中身の濃い書評集で…
警察学校を舞台にした異色警察連作短編集。さらさらっと読めるので警察小説がお好きな方には、お勧めです。
以前の警察小説は、殺人事件を扱う現場の刑事ものがほとんどでしたが、横山秀夫の登場以来、警察組織の内幕…
今まで読んできたイギリス本で一番面白い!イギリス人の本音がわかるとても楽しい本です。
私は結構イギリス好きで、少年時代はシャーロック・ホームズ(コナン・ドイル)、ポワロ(アガサ・クリステ…
先の見えない現代社会で袋小路に陥りやすい個人、組織は、その危機をどう乗り切るか、世界的コンサルティング会社マッキンゼーとマサチュ―セッツ工科大学の研究者のプロジェクトが編み出した脱出法が、U理論です。
本書はU理論の7つのステップについて、それぞれ詳しく具体例を挙げて説明された入門書です。 U理…
ちょっとした工夫で計算を簡単に鮮やかに出来るヒントが沢山載ってます。頭の体操にもなる楽しい算術本です。
コンビニでピッタリ払えない時に、945円なら1050円を出して100円玉と5円玉をもらったり、903…
20世紀前半の文学界を席巻した「意識の流れの文学」を代表する傑作のひとつ。これを読めば、「ヴァージニア・ウルフなんてこわくない」とは、口が裂けても言えませんよ。
オースティンの『高慢と偏見』に始まり、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』、その姉シャーロット・ブロンテの…
「指差し会話シート」付きのお手軽旅行会話本のシリーズです。ワンテーマを選んで、普通のガイドクックにはないディープな情報が紹介されています。今回のテーマは『ロンドン』 X 『本屋』です。
出版社に言わせれば『旅に行く前から読むだけで楽しめる読み物を中心に、旅先でも役立つ「指さしシート」を…
未だに階級社会と言われるイギリス。その実態を英語のアクセントを軸に分析し、発売当時イギリスでタブーに挑戦したとセンセーションを巻き起こした(らしい)英語やイギリスに興味がある人にお薦めの本です。
日本は受験戦争が厳しく、学歴偏重が言われますが、アクセントや方言が結婚や就職にあまり影響しない国だと…
貧しい孤児の波瀾万丈の半生を描いた不朽の名作「ジェイン・エア」に登場する謎の女性「バーサ」をめぐるもう一つの波瀾万丈の物語。それは二人の女流作家の魂のぶつかり合いから生まれた哀しくも珠玉の名作でした。
「ジェイン・エア」は世界文学全集のレギュラーに名を連ねる大傑作です。 その大傑作に噛みついて、…
19世紀英国三大女流文学と言えば、高慢と偏見、嵐が丘とジェイン・エアですね(多分(^_^;))。映画も見ており、貧しい家庭教師のシンデレラストーリーぐらいに思ってましたが、本は予想以上の大傑作でした!
長らく『高慢と偏見』と『嵐が丘』を愛読し、水準の高い映画化作品やテレビシリーズにも恵まれていたせいか…
読み終わりました!ドストエフスキーの「白痴」!苦しかった!辛かった!これぞロシア文學!?、ああ恐ロシア!
本当に辛かったです。本棚に埃を被っていた新潮文庫旧版のドストエフスキーの白痴を久しぶりに読み始めたの…
ピース又吉、綿谷りさと京都の個性派書店巡り。本好きが選ぶ京都の穴場スポットに「本好きが歩く京都マップ」もついてます。名所巡りだけじゃない新たな京都の魅力がいっぱいの本です。本好きには堪らない一冊です。
ピース又吉が結構好きですね。寡黙で本好きなところ、NHKの経済バラエティー番組などで見せる知的好奇心…
なぜ「何もない」のではなく、「何かがある」のか? 物理学、宗教、哲学にまたがる根源的な問を科学ジャーナリストが、世界中の著名な哲学者/物理学者/神学者/文学者との対話を重ね、謎の核心に迫る知的冒険。
なぜ「何もない」のではなく、「何かがある」のか? 万能の天才科学者でやり手外交官だった、ライプニッツ…