四維街一号に暮らす五人 (単行本)



台湾の台中市にあるその日本植民地時代の木造建築の前庭には大きなマンゴーの木が実を付けている。
著者の楊双子は双子の姉妹のペンネームで、妹が癌で亡くなってからもそのまま使ってているとか。著者は大学…
本が好き! 1級
書評数:884 件
得票数:22565 票
1957年、仙台に生まれ、結婚後10年間世田谷に住み、その後20余年横浜に住み、現在は仙台在住。本を読んで、思ったことあれこれを書いていきます。
長年、化学メーカーの研究者でした。2019年から滋賀県で大学の教員になりましたが、2023年3月に退職し、10月からは故郷の仙台に戻りました。プロフィールの写真は還暦前に米国ピッツバーグの岡の上で撮ったものです。



台湾の台中市にあるその日本植民地時代の木造建築の前庭には大きなマンゴーの木が実を付けている。
著者の楊双子は双子の姉妹のペンネームで、妹が癌で亡くなってからもそのまま使ってているとか。著者は大学…



サッカーのワールドカップが近づきました。サッカー観戦の前に現代のサッカーのシステムとその特徴についておさらいしてみては如何でしょうか。
著者の林陵平さんは元プロサッカー選手で、引退後はTVなどのサッカー番組で解説をしているのをよく見かけ…



いま話題の本に関するコミックスです。
久しぶりの漫画のレビューです。うちの奥さんから薦められました。作者の児島青さんは遅咲きの作家さんらし…



山好きだった両親に連れられて訪れたモンテ・ローザの麓の村で、主人公は同い年のブルーノと出会う。二人の男子の出会ってから30年間の成長の記録。
狼の幸せ の著者が最初に書いた長編小説がこの「帰れない山」だそうです。よく読まれたらしい。 …



20世紀の初めに活躍したチェスタトンのブラウン神父ものを読んでみた。
小沼丹の 黒いハンカチ は英語教師の若い女性が探偵になるシリーズですが、彼女は背が低く丸顔で縁の丸い…



小説が書けなくなった中年の作家がミラノからモンテ・ローザを望む山村にやって来て、やはり都会育ちの若い女に出会い恋をするお話。
著者のパオロ・コニェッティは1978年生まれのイタリアの作家です。彼はこれまで山の生活を題材にした小…



若い妻を事故で亡くした博士が心血を注いで開発した人工知能(AI)が人間に復讐しようとする話。
イタリアの作家、ブッツァーティの短編集です。意外にもまだ誰もレビューしていませんね。 短編集と…



ブリューゲルへの旅は著者の戦中の記憶と深く結びついているようだ。
最近になって文芸春秋から再版されているけれど、実際に僕が読んだのは河出文庫から昭和55年に出た文庫版…



水族館で大人気のダイオウグソクムシの兄弟にあたるオオグソクムシのお話。
ダンゴムシに心はあるのか の著者の森山さんが2018年に上梓したオオグソクムシの本です。 オ…



仏文学者の堀江さんが「芸術新潮」に連載していたコラムです。
本書は堀江さんが月刊誌の「芸術新潮」に2014年から2021年にかけて連載したコラムを纏めた本でした…



ドイルの「最後の挨拶」が出てから3年後に発表されたクロフツのデビュー作は革新的な作品でした。
英国の作家クロフツのデビュー作である「樽」を読んでみました。1920年に発表されましたが、内容は19…



主人公は日頃から他人との距離について悩みがあった。そこで日本での生活を一旦整理してフランスへ渡ってきた。運河に繋がれたボートに一人で住んだ、1年間に渡る内省的な生活の記録。
2005年に堀江さんが上梓した日記のような長編小説。 主人公は「彼」と呼ばれるが、日本での生活…



クモの糸の強度には予想外の秘密があった。クモの生存戦略が見えてくる。
著者の大崎先生の専門は生体高分子の物理化学で、この本は2004年に出されたちょっと古い本ですが、クモ…



ながらく疎遠だった父が倒れたという連絡を受けた蕗子さんは初めて父の暮していたアパートを訪ねた。そこに不思議な電話がかかってくる。
堀江さんが2007年に上梓した短めの長編小説を読みました。 主人公の蕗子さんは40代の未婚の女…



戦後12年経ったころ、背が低く丸顔でなぜか謎を解く際には丸縁で黒くて度のないロイド眼鏡をかける若い女探偵が登場しました。
最近小沼丹の作品を続けて読んでいます。これは昭和32年4月から1年間婦人雑誌に掲載された短編の探偵小…



著者が初めてパリの銀行で小切手帳をつくったとき、なぜか名前がモリー・トシフスキーという東欧っぽい名前になっていたとか。それを著者は2週間使っていたという。
作家の堀江さんが1998年から2000年にかけて書き溜めた短い文章を集めたエッセイ集なのかな。初めの…



小沼丹が娘さんとロンドンに長期滞在した時の記録。1970年代の経済危機の時代の活気に乏しいが外人にも優しい英国社会が感じられる。
作家の小沼丹は50代半ばの時に娘さんを伴ってロンドンに長期滞在したらしい。その時の日記ということだ。…



津村さんのお仕事小説は、あまりお仕事小説らしくないのが著者らしい。
津村さんが2013年に上梓した長編小説を読みました。脱サラしてカフェを始めた30代半ばのヨシカとその…



前著「ダンゴムシに心はあるのか」をさらに深く掘り下げています。
森山さんの研究は ダンゴムシに心はあるのか を読んで以来気になっていたのだが、この本で森山さんが考え…



ネクタイが会社勤めの男性の必須アイテムだった時代のお話。
長野まゆみさんが2003年に上梓した中編小説を読みました。Wikipediaによると若い頃の著者は少…