しゃぼん玉



”わたし”のしゃぼん玉
犯罪に手を染めた青年が山奥の村へ逃げ込むという設定と、心理サスペンスという触れ込みに惹かれて手にとっ…

本が好き! 1級
書評数:91 件
得票数:3284 票
サイトへの出没回数がメタキン並みにレアなので、
皆さまの書評は、投票してくださった方のものを読むようにしています。
ごめんちゃい。
(2019/11/16)



”わたし”のしゃぼん玉
犯罪に手を染めた青年が山奥の村へ逃げ込むという設定と、心理サスペンスという触れ込みに惹かれて手にとっ…





この年齢になってゲームの攻略本を買うとは思わなかった……
金髪で青い瞳をもつ元ソルジャーの青年・クラウドや古代種の血を受け継ぐ女性・エアリスといった人物たちが…





ロウジンスキーさんに超絶おすすめの一冊。
今はなき、福武文庫の一冊、 内田百閒「まあだかい」のアンソロジー。 解説は本作を『まあだだよ』と…




日本初の女性雑誌『青鞜』の軌跡をふりかえる力作評伝!
明治44年、5人の女性メンバーが中心となって日本初の女性雑誌が誕生した。⦅表紙の担当は『智恵子抄』で…





「文章読本界」の支配的イデオロギーを暴く、さとみなさんの傑作評論。
世の中には「文章作法書」「文章入門」「文章術」など、文章の上達法を説く本があふれている。なかでも、1…

「未来は過去からやってくる……」―本文より―
(上下巻あわせてのレビューです) 「1★9★3★7」はこれまで版元をかえて3つの出版社から刊行…

中也再入門「ボーヨーの詩人」~4つの詩から~
通常、外界との間に摩擦や軋轢が生じた場合、人間の内部にはさまざまな感情が込みあげてくるものです。喜怒…

郷土作家シリーズ⑦「後味の悪さ」と「無為の美しさ」とを孕んだ清張の初期短編集。
芥川賞の表題作を含む、6つの初期短編集を収めています。本書を手に取ったのは、かつて上原善広『発掘狂騒…

私たちが暮らしている街は、きっと思いがけないところなのだ。
作中には麦との恋をめぐる話と並行して、街で暮らす朝子(女主人公)の日常が描き込まれている。彼女は同じ…

ブラックmono sashi登場!? 9つの作品を収めたオリンピックアンソロジー。
書評とは、執筆する段階において、 すでに書き手の批評意識がはたらくもので 読んだ本が気に入ら…




吉田修一を初読み。人間の脆さと儚さを否応にも痛感させられる、実際の事件をもとにした5つの小説群。
本書には実際の事件をもとにした5つの中編小説が収められている。以下に、印象に残った3つの作品をピック…





昭和の闇を見つめた作家・松本清張。旅と風景を愛する評論家・川本三郎が清張ミステリの神髄にせまる。
昭和30年代に発表された松本清張のミステリ小説および、その原作映画を論じた本である。世を去ってもなお…




戦国時代の秘宝と埋蔵金をめぐる話でござる。
埋蔵金伝説に心惹かれる。埋蔵金伝説の魅力は、真偽の定かでない「いかがわしさ」と、歴史の考証をもとに仮…




郷土作家シリーズ⑥ 貧しい生活の中にも幸せを見出す作家
林芙美子の小説は、自らの貧しい生い立ちを描きながらも、全体が暗い印象に陥るどころか、むしろ読者を明る…





~本との縁を信じて~ #カドブン
本を読み始めた頃、サマセット・モームや三田誠広の読書エッセイを読んだことは、私にとって不幸な体験だっ…





郷土作家シリーズ⑤ 異性間で生じる愛の発生から持続、終焉に至るまでを考察した哲学風エッセイ。観念的懺悔録として再読する
「僕は愛について語りたいと思う」と書き起こされる本書は、異性間で生じる愛の発生から持続、終焉に至るま…





~私選・九州の100冊シリーズ⑥~ 鬼八伝説が息づく千古の國・宮崎県高千穂。草の根で語り継がれてきた悠久の物語に耳をすませよう
「千の穂が高く実る」と書いて高千穂と読む。山頭火が「分け入っても分け入っても青い山」とふり仰ぎ、川端…

ことばの断想 ~「文字の消息」を読んで~
表題作「文字の消息」は、息子の嫁宛てに手紙をおくる老夫婦が、次第に文字の毒気にあたり世界から疎外され…

ああ、ここにも書くことを支えにして、自らを遠くに連れ出そうとする人がいる
「たべおそvol.3」のなかで、注意を惹いた作品のひとつに、相川英輔さんの「エスケイプ」があった。「…



魯迅を初読み。大人の男にはなれなさそうだが……。
表題作「阿Q正伝」は、感動の波が押し寄せるような作品でもなければ、筋立ての起伏で読ませる類の作品でも…