幸せに人生を終えた人から学んだこと





本書ともう少し若いときに出会っていれば、違った生き方ができたのではないかと思ってしまいます。高齢者に寄り添われた著者の言葉を味わってください。
長年勤めた仕事から定年退職し、早10年が過ぎた。再就職してあわただしく過ごしたこともあると思うが、…

本が好き! 1級
書評数:63 件
得票数:707 票
四国の香川県に生まれ、香川県で生活しています。香川県のさぬきをもじってたぬきおやじを名乗っています。
3年前に定年退職し、臨時職員で細々と暮らしています。読書ブログを書いていたのですが、「本が好き」の管理者の方から誘っていただき、参加させていただきました。





本書ともう少し若いときに出会っていれば、違った生き方ができたのではないかと思ってしまいます。高齢者に寄り添われた著者の言葉を味わってください。
長年勤めた仕事から定年退職し、早10年が過ぎた。再就職してあわただしく過ごしたこともあると思うが、…




お酒好きを自認している人はもちろん、それほどでもない人も、これからのお酒とのつきあい方と、共に食べ方がよくわかる一冊です。それを実践している専門家の医師によるお酒についてのバイブル本と言えるでしょう。
若い頃よりお酒は好きな方だったが、どこか楽しめていない自分を感じていた。それは 数年前に他界した父…

私は、本書を読むまで統合失調症について何も知りませんでした。この病気は100人に1人弱が罹患するありふれた病気であることを知り、たくさんの人が読んで、病気について理解を深められることを願います。
本書を数ページ読んだだけで、統合失調症の娘さんと共に生きる著者の大変さが伝わってきた。 ほとんど…

不思議な小説を読んだ気がしています。本作品は第157回の直木賞受賞作であり、「生まれ変わり」をテーマとしており、登場人物の関わりが切なく迫ってきます。「生まれ変わり」はあるかもしれないと思わされます。
最初の東京駅のシーンから、何が起こるのだろうと惹きこまれる。私はずっと地方に住 み、東京は全く不…

本書を手に取ると、インパクトのあるイラストが目に飛び込んできます。子どもがフォークを持ち、その先に100のヒントとあり、内容はより具体的で、どう子どものイヤイヤに対応したらいいのかがよくわかります。
著者は、「イヤイヤ期は、「ぼくね、今よりももっともっと、イロイロできるよう になりたいんだ」という…



すでにおっさんの時代は過ぎている人も、むろん若い人も読んでみて下さい。タイトルが刺激的で、なかなか手に取りにくいのですが、いかに人とのコミュニケーションをとっていくかを学ぶことができます。
著者は超一流大学の医学部を卒業した経歴であり、モテモテの生活を送ってきたのでは ないかと思ってしま…




どの作品にも共通するのですが、東野圭吾の作品は面白くて、十二分に満足感が味わえます。本作品も同じようなカタルシスと、スケールの大きさに圧倒され、緻密に張り巡らせた伏線に驚かされる結果になります。
本作品を購入したのは、随分前になるのだが、途中まで読んで、仕事場の書類の山 に埋没させていた。そ…




韓国映画『パラサイト 半地下の家族』を観て、衝撃を受けた人は是非本書「仕事の喜びと哀しみ」を読んでみてください。韓国の若者の生活がよりリアルに描かれ、心を揺さぶられる体験ができることを保証します。
齢を重ねて、若いそれも外国の女性作家の作品を読むと、まずその女性心理の描写 に驚かされる。若い人は…




映画「ドクター・デスの遺産」を観て、本書を購入しました。中山七里氏の作品は初めてだったのですが、十分に堪能しました。臓器売買の闇に迫る社会派のミステリーで、映画と同様に十二分に楽しめます。
中山七里氏が原作の映画を2本見た後、初めて本書を読むに至った。映画がかなり センセーショナルで、…





本作品が全米図書賞を受賞したことを知り、どんな内容かが気になっていたのでなじみの本屋で購入しました。恥ずかしながら、作者の著書を読んだのは初めてです。全身に衝撃が走る内容だったのは間違いありません。
本書の作者である柳美里氏については、以前から雑誌などでその壮絶な生き方を知 り、是非作品を読んで…




なじみの本屋で何度も本書を目にしながら、購入するのをためらっていた。それは著者の小説は読みだしたら止まらないことを知っていたからである。仕事の多忙期を過ぎ、読み始めるとまさに一気に読んでしまった。
本書は将棋界を題材として書かれているが、全く将棋をしらなくても十分に楽しめる 内容となっている。…

毎日を忙しく過ごし、話をよく聞けていないなと思っている人はもちろんですが、自分は話し上手だと自負している人も読んでみてください。話すことより聞くことが重要だということがよく理解できると思います。
著者は冒頭で、「人の話を聞くことは、話すことより何倍も難しく、それだけエネ ルギーを使う」と述べて…





不満を感じながらも、生活のために毎日、理不尽な扱いにも耐えている人は思わず共感し、物語の中にすぐに入っていけます。こんなことはあり得ない事ではなく、十分あなたの周りでおこるかもしれません。
不本意ながらも本社から出向し、理不尽な扱いにも耐えている主人公に、妻から1 本のメールがとどく。…




全く新しいスタイルのミステリーかもしれません。なんと本書では殺人事件は発生しないのです。しかし極上のミステリーとして楽しめるのは間違いありません。
小説を読む醍醐味の一つは、自分が経験できない世界を小説を通して経験できる ことだ、という内容の本…




還暦を過ぎた方はもちろん若い人にも勇気づけられる本です。今後の人生を考える上で参考になることは間違いありません。
なじみの本屋で本書を見つけたとき、購入しようかと心が動いたのだが、急いでいた こともありそのまま…




本書は今後の人生について深く考えさせてくれることは間違いありません。また、これまでの人生を振り返り、これでよかったのか、自分の人生を登場する幸齢者(高齢者)の方々の人生と重ね、思わず涙してしまいます。
本書を読み進めるうちに、世の中にはこんなに凄い、素晴らしい、頭の下がる方がおら れるのだという思い…




来年開催される東京オリンピックを見据えて、英会話に挑戦しようと思っている人は読んでみてください。リスニングに関して目から鱗の内容がいっぱいつまった本です
英語は昔から好きで、自分なりに勉強を続けてきた。しかし勉強してきて最大かつ最強 の壁がリスニングで…




誰かの一言や行為が気になってしまう人は読んでみてください。私もその一人ですが、若い頃はそのことで眠れなくなる日もありました。少しはましになってきたのですが、本書でかなりラクになることができます。
まず著者は、「気にしすぎてクヨクヨすることは、人をひとまわりも、ふたまわりも 成長させる、少々苦い…





タイトルが衝撃的で、若い人はちょっと引くかもしれません。しかし年を重ねると、思わず手に取り読みたくなってしまいます。そして読み始めると、夢中で最後まで読み切ってしまいます。
作者の前作である「終わった人」が面白かったので、本作もワクワクしながら読み始 めた。前作同様に登…




いつの間にか認知症が気になる年齢になってしまいました。すべての病気に言えることですが、特に認知症は予防が重要なのは間違いないところです。本書は手帳としても活用できるすぐれた本となっています。
日本は世界でもトップクラスの高齢化率の国になってしまった。日本は超高齢社会に 突入したといえるのだ…