飛ぶ男
安部公房の遺作です。まことに惜しまれる存在でした。
安部公房の本は、金額的に余裕がある限り購入することにしている。この文庫本も生誕100年で発刊…
本が好き! 1級
書評数:124 件
得票数:1373 票
かつては、フリーランスのジュエラーでした。今は、読書三昧・囲碁三昧。感謝しています。酒量は落ちましたが、これもビール三昧の日々です。
安部公房の遺作です。まことに惜しまれる存在でした。
安部公房の本は、金額的に余裕がある限り購入することにしている。この文庫本も生誕100年で発刊…
次々と登場人物が殺害されていくピカレスク小説と思います。
新聞の本の広告で見かけました。 「二百年前の人骨のDNAが四年前に失踪した妹のもの…
男性は死ぬ間際に羊になってしまうという一族に奉仕する召使のアンドロイドが語る奇妙な物語
第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作です。著者が犬怪虎日子というのも怪しげな 様相。 …
平生も女として生きる「女より美しい」女形歌舞伎役者と結婚した武家の娘志乃のお話です。
時代は江戸。歌舞伎の女形役者に嫁いだ武家の娘のお話です。いや~、おもしろかった。何か既知感が…
カルヴィーノの原点となる第一短編集です。
イタロ・カルヴィーノの初期短編集です。カルヴィーノが大好きな私としては、即購入。しかし、…
「時間」というテーマに物理学、生物学、心理学でせまります。
「時間」にとても興味があります。が、量子論とか哲学の本を読んでもだいたい理解不可能な壁にぶち当た…
『消しゴム』は小説の世界に革命を起こした作品ーーーなそうな。
アラン・ロブ=グリエは、わたしの青春です。この本は2013年に買っていますが、読めていません…
分身、夢、記憶、不死、神の遍在などのテーマ。「巨匠の文学的遺言」とあります。
ボルヘスは好きな作家です。10冊くらい持っています。でも、難し~~~い。でも、買ってしまう。…
じつは、瓶の中の屍たちは、骨格を染め上げ、肉質部分を素通しにする特殊技術で作られたもの……北澤憲昭氏の書評より。
先日、新聞のコラムで富田伊織さんの事が紹介されていた。 「肉を脱色して透明にし、薬液を…
パレスチナとイスラエルの歴史的考察。と現在。
イスラエルのガザ侵攻が、現在問題になっている。それで、以前『パレスチナ』という本を買ったと思い出…
認知科学者と言語学者による共著です。推論という人間特有の力からの言語……です。
言語学に興味があります。この本の帯に「なぜヒトだけが言語を持つのか」とありました。この本のサ…
世界は「ジグソーパズル」だ!一つ欠けても全体が崩れるし、間違った場所に置くと完成はしない。
わたしは、すぐ虫に喰われる。たくさん人が居るところでもわたしだけ喰われる。ゴミ出しのため、庭…
「怪談」的とか「幻想」的とかいう視点ではなく、飽くまでも小説内の磁力とでも言うべきものに注目した。—---そうです。
『川端康成異相短編集』 文字通り、川端康成の短編集です。しかし「異相」です。そもそもわたし…
「鳥」って不思議な生き物と思いませんか?日本人にとって最もポピュラーな野鳥であるスズメ。そのオチャメな生態がビジュアル化されています。
幼い時スズメをよく見かけました。家の周りの地面を飛び跳ねていました。祖母などは、残ったご飯を「ス…
常識が変わる生物学講義!……というキャッチです。
この本をなぜ読もうと思ったのか?は、わたしが「女」で、生まれた時から言われなきバイアスによる…
田山花袋の『蒲団』じゃないよ。ホラーですよ。
「日本のポーと呼ばれた現代ホラー界の先駆者、ここに蘇る!」という新聞広告に惹かれて買ってしま…
江戸川乱歩氏も愛した作家でした。
英国幻想文学です。ブラックウッドは、1869年に英国ケント州に生まれます。1900年代前後に…
「言語は文化だ。」と言うと、「何それ?」と言う人がいます。ですが、言語は、自分の考えを規定する。わたしたちは、使っている言語によってのみ思考しているのだから。
SFです。この本は、だいぶ以前に購入して読みました。その時の感想は、「真に論理を志向している…
荒唐無稽なホラー・ファンタジー。登場人物も、悪党キャラ。だけど、心温まります。
いつものように新聞の書評欄で見つけました。 曰く、 「ゼラズニーの27年ぶりの邦訳、…
家の間取りが示され、その変な間取りの謎を想像し、推理していくという内容です。その謎は、『犬神家一族』のようなおどろおどろしい、一族の呪われし過去でしたあ~。
年末に新聞広告でこの本の事を知り、購入してしまいました。アマゾンで買うと1月1日に配達とあり、お正月…