猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続

猫と河童と犬の不思議な話
袋物屋の三島屋の次男坊である富次郎が聞き手となる百物語です。 富次郎の従妹のおちかが聞き手だった時…

本が好き! 1級
書評数:2035 件
得票数:46027 票
好きなジャンルは歴史、幻想、SF、科学です。あまり読まないのは恋愛物と流行り物。興味がないのはハウツー本と経済書。読んだ本を自分の好みというフィルターにかけて紹介していきますので、どうぞよろしくお願いします。

猫と河童と犬の不思議な話
袋物屋の三島屋の次男坊である富次郎が聞き手となる百物語です。 富次郎の従妹のおちかが聞き手だった時…

スペインのケルトの本
ケルトの足跡はブルターニュだけでなくスペインにもあった。 ガリシアといえば故ニコル氏が愛していた海…

名探偵たちの競演の話
ポワロの短編集の第三弾ですが、今回はパーカー・パインやミス・マープルの短編も入っています。 最初に…

世界各地の占いの方法の本
占いはかつては神意を知るための手段として用いられ、現代でさえ人生や将来を決めるのに占いを信じる人が大…

ブラックすぎる汚職の話
タイトルにもなっている通り主人公は夏希のはずだが、織田と上杉の過去の因縁の話に終始しており夏希は終わ…

妖魔と人間の都での話
誘拐されたシルヴィア皇女を取り戻すべく放浪の旅に出たグインは、シルヴィアとマリウスを手にしたグラチウ…

ロボットからみた人間関係の話
クララは少女の姿をしたAFと呼ばれるロボットだ。 物語はクララがショールームに飾られ、買ってくれる…

人生十色なら未練も十色の話
未練が残ってしまってあの世へつながる黄泉坂を登れない魂を救済していくお話の、シリーズ第三作目です。 …

孤独と死を身近に感じる話
作者のウォルター・デ・ラ・メアはケント州のチャールトンに生まれ、十九世紀から二十世紀にかけて詩人とし…

七世紀の倭と大陸の歴史の本
七世紀の東アジアは、女帝が輝いた稀有な時代だったという。 確かに日本で女帝が存在したのはこの飛鳥時…

姿なき犯人を推理する話
アガサ・クリスティーのノン・シリーズの中でもっとも有名な作品だそうです。 アガサの孫であるマシュー…

社会や時間と人の関係の本
タロットにまつわる意味や絵画を紹介していくシリーズ五作目のテーマは「正義」と「隠者」です。 これま…

野望の実現へと突き進む話
ゴーラへの野望を明らかにしたイシュトがクムをまず落とそうと、クムの首都ルーアンを目指して奔流のように…

海の戦士の生活と戦いの本
気軽に読める「解剖図鑑」シリーズ、今回のテーマはヴァイキングです。 8世紀から11世紀にかけてヨー…

妄想を産む図書館の話
「図書館」とついていればバベルだろうが帝国だろうが気になってしまうのは読書好きの性質だろう。 表紙…

宝石のように美しい鳥の本
図書館の新着コーナーにあったので借りてきました。 野鳥はなかなか見分けがつかないけれど、カワセミだ…

鏡が映した殺人事件の話
ポワロの短編集です。 最初に出てくる「厩舎街の殺人」は、ガイ・フォークス・デイで賑やかに爆竹や花火…

立体に現れる幾何学の本
プラトンの立体とも呼ばれる正多面体は全部で5種類。 一番シンプルなのがピラミッド型の正四面体だ。 …

オアシスに興亡する国家の本
先日シルクロードの本を読んだ時に、広大な中央アジアの歴史に興味を持ったので本書を手に取りました。 …

過去の因縁に決着をつける話
誘拐されたシルヴィアを追って姿を消していたグインが久しぶりに登場しました。 久しぶりの主役登場のた…