世界文学大系〈第87〉ドス・パソス,スタインベック (1963年)




サルトルの『自由への道』の解説にドス・パソスの影響について書かれていたのを思い出して、図書館で借りて来た。 本書収録は、「U.S.A. 三部作」の第一部「北緯四十二度線」だ。
hacker さんが、何かの作品へのコメントでドス・パソスに言及されており、我が青春の書の一つである…

本が好き! 1級
書評数:607 件
得票数:7950 票
#名刺代わりの小説10選
「ユリシーズ」/「百年の孤独」/「砂の女」/「苦海浄土」/エミール・アジャール「これからの一生」/「失われた時を求めて」/「城」/「ダロウェイ夫人」/「薔薇の名前」/アンドリッチ「ドリナの橋」
#短編を10作品選んで史上最高の短編集を作れ
◯目取真俊:「群蝶の木」
◯島崎藤村:「ある女の生涯」
◯深沢七郎:「楢山節考」
◯黒島伝治:「橇」
◯フロベール:「純な心」
◯ナボコフ:「ロシアに届かなかった手紙」
◯ カテリーナ・モートリチ:「天空の神秘の彼方に」
◯ チェーホフ:「六号室」
◯カフカ:「流刑地にて」
◯ゴーゴリ:「外套」
読書メーター:https://bookmeter.com/users/301241
蔵書は、ブクログで
https://booklog.jp/users/maigret
twitter:https://twitter.com/munounohito1991




サルトルの『自由への道』の解説にドス・パソスの影響について書かれていたのを思い出して、図書館で借りて来た。 本書収録は、「U.S.A. 三部作」の第一部「北緯四十二度線」だ。
hacker さんが、何かの作品へのコメントでドス・パソスに言及されており、我が青春の書の一つである…




図書館の新着図書コーナーで見つけて、日頃ミャンマー内戦を注視していないことの罪滅ぼしになればと借りて来た。88年の軍事クーデター以前の作品と以後のものからなり、28篇の詩と12編のエッセイからなる。
偶然、図書館の新着図書コーナーで見つけて、日頃ミャンマー内戦をあまり注視しているとは言えないことへの…




いつまでも、分からないと嘆いてばかりいても仕方がないので、今回は、仲正昌樹先生の「ドゥルーズ『意味の論理学』入門講義」(週刊読書人)での、先生の「読み方」を参考にしてやってみた。 ドゥルーズ 生誕百年。
いつまでも、分からないと嘆いてばかりいても仕方がないので、今回は、仲正昌樹先生の「ドゥルーズ『意味の…




相変わらず哲学についての文章はほとんどぴんと来ないが、それでも、ドゥルーズ がサルトルを師と仰いでいたことを知り、胸が熱くなる。 いつもの読書ノート。 #ドゥルーズ 生誕百年
邦訳『無人島』の二巻は、『経験論と主体性』の出版から『アンチ・オイディプス』刊行後に至る、1953年…



国書刊行会〈BDコレクション〉。 黒づくめの服を着たネヴゾーロフが、ロシア革命後の混乱の中を、ペトログラード、モスクワ、ハリコフ、オデッサ、イスタンブールと這い回るピカレスクロマン。
あまりの暑さに、未だにジル・ドゥルーズ『無人島』を読む気力が湧いてこない。 仕方がないので、今回も…




752ページの鈍器本である本書を、普段の僕自身の読書や仲正昌樹先生の動画「『意味の論理学』講義」(週刊読書人)などを念頭に置いて読んでみた。
ゆえあって、七十にして、もう一度英語を学び直さなければならないことになったので、何かの参考になればと…





物語は、主人公アランがヨーロッパの戦場を巡るロード・ムービーのよう。 過ぎ行く街での出会いと別れ。 散りばめられたパウンド、ミラー、バシュラールの詩や言葉。 これぞ再読に耐え得るバンド・デシネ作品だ!
今回のうつ状態からの帰還はバンド・デシネ作品となった。 フランスかぶれの僕は、これまでにも何冊かバ…




【もし私が死なねばならぬのなら 君は生きなければならない 私のことを語るためだ】 (リファアト・アル=アルイール「もし私が死なねばならぬのなら)
ガザとはイスラエルが造った世界最大の強制収容所ではないか? 今、ガザで行われていることは、イスラエ…



《なっ、なんじゃこりぁ!》 頼むから誰か「サルでも分かるデリダ」を書いてくれ!
短くて読みやすかった。 でも、おいらにゃさっぱり分からなかった。(なっ、なんじゃこりぁ!) かろ…



【まさに死の床で綴られた本書は文字どおりブルデューの絶筆なのである。】(訳者あとがき)/ ブルデューの声に少しだけ近づくことができたような気がする。
本書は、コレージュ・ド・フランスにおける最終講義をまとめた『科学の科学』第3章を書き改めたもの。 …



僕には難解でピンと来ないものが多かったのだが、その中で僕の関心に比較的近いものについてだけふれておきたい。 #ジル・ドゥルーズ生誕百年
本書は、『無人島』の続編にあたり、パレスチナ問題などの時事的主題に関するテクストや、様々な講演や序文…





原爆の惨禍をたくましく生き抜いた人々の感動的な物語。 簡潔で実に美しい文章だ! 原爆投下の翌年に米人ジャーナリストが書いた本なので、投下した者の責任という言葉はあまり出てこないと思ったら、これがあった!
◯第一印象: 本書は、普通は原爆の惨禍をたくましく生き抜いた人々の感動的な物語として読まれるのかも…





なんとか、NHKの「100分de名著」の「サン=テグジュペリ『人間の大地』」の放送前に読了することができた。 郵便飛行機会社の支配人リヴィエールのことが、どうしても好きになれなかった。
なんとか、NHKの「100分de名著」の「サン=テグジュペリ『人間の大地』」の放送前に読了することが…



高山宏さんの翻訳はこれが初めてだが、柳瀬尚紀訳『シルヴィーとブルーノ』 の方が笑えたような気がしないでもないが、次回に期待したい。 佐々木マキの挿絵は、文句なしに楽しい!
本書は、ジル・ドゥルーズの『意味の論理学』で頻繁に参照されている。 もちろん、だからといって本書を…





「表層読書宣言」! 僕は一匹の紙魚となって、1ページから822ページまでひたすら這いずり回ろう。 紙魚は厚さもムシ! 読みはもちろん拙速(節足)だ!
822ページからなる本書は、引用されている原文が多くて、それをいちいち辞書を引きながら読んでいたので…




この問題が目下のところ、国内における僕の最大の関心事なのだ。
普段は引用ばかりしているのだが、なぜか今回は本書に書かれている内容にとどまらず、この問題を取り巻く周…




トランプ大統領の「アメリカ、ファースト」のマネをして、その権勢のおこぼれを頂戴しようというのか、「日本人ファースト」なる言葉が喧しい。 あんまりうるさいので、本書を手に取った。
トランプ大統領の「アメリカ、ファースト」のマネをして、その権勢のおこぼれを頂戴しようというのか、「日…




色とりどり!どれから食べようかな。パティシエ・ドゥルーズによる哲学のプティフール! #ジル・ドゥルーズ生誕百年
普通は、上巻に相当する『狂人の二つの体制 1975-1982』の方から読むのだろうが、うっかりして本…



本書はよほどジョイスに興味がある「もの好き」しか読まないだろうから、今回も例によって「役に立たない」感想である。
本書はよほどジョイスに興味がある「もの好き」しか読まないだろうから、今回も例によって「役に立たない」…



ジョイスの残存する唯一の戯曲だが、残念ながら天才的な作品とは言えない。/『ユリシーズ』の「寝取られ亭主ブルーム」は、まだ生煮えのようだ。
ジョイスの残存する唯一の戯曲だが、残念ながら解説にあるように天才的な作品とは言えない。 この戯曲は…