ブラッド・メリディアン あるいは西部の夕陽の赤




わかっちゃいるけど、やめられない。絶頂にいたる病
♠️『アメリカン・タブロイド』で堂々と悪徳の栄えを謳ったジェイムズ・エルロイ。その巻頭文がふるってい…

本が好き! 1級
書評数:309 件
得票数:4983 票
リコピンを取りすぎてしまったミステリファン。
主に翻訳ミステリのレビューを書きます。たまに洋書も読みます。2021年8月から開始。
レヴューは以下の内容で構成し、1000字程度になるように心がけます
♠️作家・書誌情報
♥️あらすじ・内容
♦️分析・評価
♣️雑談




わかっちゃいるけど、やめられない。絶頂にいたる病
♠️『アメリカン・タブロイド』で堂々と悪徳の栄えを謳ったジェイムズ・エルロイ。その巻頭文がふるってい…



怖くて悲しいエラリイ・クイーン中期の名作
♠️フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーの従兄弟同士の合作ペンネームであるエラリイ・…



「サヨナラ」だけが人生だ
手短に。 大都会ロサンゼルスで出会った私立探偵フィリップ・マーロウは、テリー・レノックス。…



他人の不幸は自分の幸せ?
♠️2007年『虐殺器官』で小説家として本格的にデビュー。病気と闘いなら執筆するも、デビューから僅か…




邪魔なヤツらは皆殺し、底抜け就活ノワール
♣️驚いた。ウェストレイクの『斧』が韓国で映画化されたようだ。監督は『オールド・ボーイ』のパク・チャ…



コスパのいい「ジェフリー・ディーヴァー」
手短に。 イングランド北西部のカンブリア州。湖水地方などの豊かな自然景観と新石器時代のスト…



採算度外視のジェットコースタースリラー
手短に。 ABCと名乗る謎の人物からポワロへ奇妙な挑戦状が届く「6月21日、アンドーヴァー…



ススキノというファンタジーの世界
♠️北海道を舞台にしたミステリを書く東直己さん。さまざまな職業を転々とし1992年に早川書房からデビ…




師匠と孫弟子の数奇な対決
♠️フィリス・ドロシー・ジェイムズが亡くなってもう10年以上経つ。悲しいことだが作者が死ねば、だいた…



共通善の漢サンデルが吠える、メリトクラシーのワナ
♠️マイケル・サンデルが2020年に書いたメリトクラシーを推し進めた民主党批判本。 ♥…



懐かしやマーゴリン、久しぶりの翻訳
♣️リーガルスリラー物にハマってい時に謎解きに力を入れているスティーヴ・マルティニとフィリップ・マー…





抱腹絶倒傑作サンマミステリ
♣️私がヴァルガスのファンになったのはこの『ネプチューンの影』。紛れもなく21世紀に書かれたバカミス…




初期競馬シリーズの名作
♣️新・競馬シリーズが文春文庫で復活したのを機に自分の中で競馬シリーズ熱が上がってきた。 …


家政婦は見た! か〜ら〜の〜奪い愛、冥土、か〜ら〜の〜必殺・・・
手短に。 前科持ちでムショ帰りのミリーは住所不定、車中生活を送っていた。ある日、運良く裕福…




旅は道連れ、世は情け。特攻ミッションの成否や、如何に
手短に。 恒星のエネルギーを食べる謎の微生物の出現によって地球上のほとんどの生物が数十年内に絶…




あいつの中の殺し屋、クラシック発掘のクリーンヒット作
♠️フランシス・ビーディングはイギリスの演劇評論家で作家だったジョン・レスリー・パーマーと同じく作家…



四角四面な女刑事のターニングポイント作
♣️Sunday Times 100 Best Crime Novels and Thrillers…



パリの中心でペストの到来を叫ぶパンデミックミステリ
♠️フレデリック・オードワン=ルゾー(ヴァルガスの本名)は、1988年にフランス国立科学研究センター…



ミステリの愛し方について書かれたガイドブック
♠️小山正さんはミステリ、映画評論家。現在は本業のテレビマンを退職しミステリ、映画関係の執筆、寄稿を…



気鋭の映画監督の十年の軌跡
♠️京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)在学中に制作した『べー。』 で「学生残酷映画祭2016」グラ…