本が好き!ロゴ

閉じる
みかん星人

みかん星人 さん

本が好き! 1級
書評数:137 件
得票数:914 票

分野を問わず、好奇心の赴くまま、同時に数冊を読み進めてしまう、しかしながら、恐ろしく遅読のおぢさん。

書評 (137)

「一見さんお断り」の勝ち残り経営

指名献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

「一見さんお断り」の勝ち残り経営

 京都花街にある「一見さんお断り」という仕組みを軸に、京都花街が350年もの繁栄を続けてる理由を読み解き、そこから日本の経営がもつ、持ちうる可能性について書かれた、顧客を大切にしたい経営者にお薦めの本。

 京都の「一見さんお断り」という【壁】は、綺麗な芸舞妓さんに会いたいという観光客に限らず、京都文化の…

投票(11コメント(0)2017-05-08

エジプト十字架の謎【新訳版】 (創元推理文庫)

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

エジプト十字架の謎【新訳版】 (創元推理文庫)

 少年時代に夢中で挑んだ謎に初老の自分が再び挑む。エラリーお得意の「読者への挑戦状」にあっけなく敗れた事は思い出したが、今回は記憶を頼らずとも謎を解いたし、丁寧に推理小説を読み解く面白さも堪能した。

 この年になってエラリークイーンによる「エラリークイーン」を読むと、これが実にハリウッド映画的な小説…

投票(20コメント(0)2016-09-16

ワインづくりの心得を生かす 部下を酸化させない育て方

指名献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ワインづくりの心得を生かす 部下を酸化させない育て方

この、読み易い人材育成ガイドのおかげで部下を熟成させる意義の大きさを理解するほどに、ワインもまた、どれほどの愛情によって育まれているのかを知ることができる。

 ワインが好きだ。もちろん風呂上がりのビールだって、バーで奢ってもらうカクテルやウヰスキーも大好きだ…

投票(12コメント(0)2016-08-13

ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密

 「名ヴァイオリン職人」が謎を解くというので、安楽椅子探偵的な方向を想像していたのだが、むしろヒッチコック監督お得意の「巻き込まれ型」のような展開で、大いに面喰ったけど、ともかく面白かった。

 冒頭に「半世紀以上もヴァイオリン職人兼修復師として仕事をしている」とあるので、少なくとも私より年上…

投票(15コメント(1)2015-01-23

夫に出会わないためのToDoリスト

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

夫に出会わないためのToDoリスト

ドイツの著名(らしい)女性小説家「ケルスティン ギア」氏のラブコメディ。氏は時間ものファンタジーが得意なようで、これもまた(ある種の)時間旅行もの・・・だけどテーマは普遍的な『愛と戀』だ。

そのドイツで有名らしい著者は、こうした 朗読会 も行ったりしている。 「訳者あとがき」にタイトルに…

投票(13コメント(0)2014-12-11

「レ・ミゼラブル」百六景〈新装版〉

本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント  

「レ・ミゼラブル」百六景〈新装版〉

年初から映画で、春には新演出となる舞台で、いま最も注目されるフランス文学の最高峰『レ・ミゼラブル』。長く難解な原作を、誰にでも読める「版画挿絵本」で読み解くことで見えてくるその物語の本質とは。。。

 「日本で最も『レ・ミゼラブル』に詳しい」鹿島先生による名著が文庫として復刊された。オリジナルは19…

投票(26コメント(4)2013-01-23

SHO―文字は踊る―

献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント  

SHO―文字は踊る―

悪筆で、自分が書いた文字が読めない私だが、子どもの頃に唯一通わされたのが「習字」だった。そのいわば手習いとして文字を書くことを覚えるのと、「書道」が、全く違うのだという事を思い知らされる本だ。

 これは、著者の末廣博子氏が考案した『SHOアート』の本で、「書道」という芸術における新しい分野に関…

投票(13コメント(0)2013-01-21
12345次へ
1ページ目 137件中 1~20件目