少女
友人あり。 サスペンスあり。 悪意もたっぷり。 「最後の一撃」は天下一品。 若さ故の残酷さが毒のように効いてくる。
転校生の紫織からかつて親友の自殺を目撃したという話を聞いた由紀と敦子。その告白に魅せられた2人の胸に…
本が好き! 4級
書評数:8 件
得票数:12 票
ページをめくるのが好きです。
今年は読者だけでなく文学散歩にも挑戦したいです。
友人あり。 サスペンスあり。 悪意もたっぷり。 「最後の一撃」は天下一品。 若さ故の残酷さが毒のように効いてくる。
転校生の紫織からかつて親友の自殺を目撃したという話を聞いた由紀と敦子。その告白に魅せられた2人の胸に…
この小説は実際に起きた鉄道事故を元に書かれている。自らの命と引き換えに他者を助けたクリスチャンの話であるが、その信仰に目覚める道程は作者自らの体験が生きている。
最近の子供って怖い。でも… 私は映画を見てから原作に入ったのだが、映画よりも主人公の無機質さが目立っていて、内容は知っていてもハラハラしながら読んでしまった。
小学校教諭である主人公の1人娘が学校内で殺害された。犯人は主人公が担任を勤めるクラスの生徒。 …
米澤穂信の「古典部」シリーズ第一弾。 「やらなくて良い事は、やらない。やるべき事は、手短に。」省エネがモットーの主人公折木奉太郎が好奇心旺盛なお嬢様千反田えるが持ち込む様々な謎を説き明かしていく
やらなくていいことは一切やらない「省エネ」主義者の主人公・折木奉太郎と、好奇心旺盛猪突猛進なお嬢様・…
病院で清掃のバイトをしている主人公が末期患者の最後の願いを叶える。美談かと思って読み始めたが、その予想は見事に裏切られた。ただの美談などよりもずっしりと心に響いた。
「ラットマン」というタイトルであり、その言葉の意味も説明されていて、堂々と騙してやるぞと宣言されているにもかかわらず、結末には驚かざるをえない。
刺激の知覚過程いおいて、前後の刺激の影響で、対象となる刺激の知覚が変化する現象のことを文脈効果といい…
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」と「バトルロワイヤル」を足して2で割ったような作品。読みやすくて中々面白かったのだが、少し盛り上がりに欠けた。
地下シェルター「暗鬼館」に集った十二人の個性的な人物たちに与えられたのは、推理小説に精通した主催者か…
東川篤哉のデビュー作。「烏賊川市シリーズ」の第一弾 ギャグや突っ込みどころも満載、登場人物間でのやりとりもすごく楽しい
東川篤哉のデビュー作。「烏賊川市シリーズ」の第一弾 事件に巻き込まれたにもかかわらずどこかのん…