書評でつながる読書コミュニティ

フジの記者会見を見ていて急に、『遠藤周作 おどけと哀しみ わが師・狐狸庵先生との三十年』が読みたくなりました？

中居正広さんの女性トラブルにフジテレビ社員が関与したと報じられた問題で、同社は１月２７日午後４時から記者会見を開きました。その会見は、休憩時間を入れつつも、なんと深夜１２時を過ぎ…

精神科病院を退院した者が、社会復帰のために一時的に滞在する施設内の事件解決のために、不祥事により警察から追放され、ショックで半鬱状態と言ってもいい主人公がその施設に潜入するという異色作です。

ドナルド・Ｅ・ウェストレイク（１９３３－２００８）は、複数の名義を使い分けていた作家ですが、私が一番読んでいるのはリチャード・スターク名義で発表していた悪党パーカー・シリーズで、…

20代半ばに差し掛かってきたあなたへ 人生このままでいいのかという漠然な悩みを抱えている方におすすめです！

「やりたいこと」より「新しいこと」 やりたいことがない時、大抵の人は自己分析に手を出す。 ・小さい時に褒められたこと ・得意だったこと ・学生時代頑張ったこと ・性格診…

忘れられた神と呪い。『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。

『烏衣の華 2』あらすじ 男性を呪い殺す香炉の除霊を頼まれた月季は、香炉に取り付く女の幽鬼（霊）を祓う。彼女はなぜ男たちを呪ったのか。 その原因が気になった月季は婚約者の…

織田信長に反旗を翻し有岡城に籠城した荒木村重。毛利の援軍を待つ中で城内では、様々な事件が起こる。

　荒木村重と言えば、謀反を起こしながら家臣を城に残し逃げた武将。さらに、岩佐又兵衛の父親ということを認識していたので、どうして逃げるに至ったのか知りたかった。歴史小説とはいえ、籠…

出来れば、というか『悲しみのイレーヌ』 から読むべき。

我が国での出版順は著者のデビュー作である『悲しみのイレーヌ』 より、この作品の方が先。そこに惑わされずに『悲しみのイレーヌ』 を先に読むべし。 この本を読んでしまうと『…