本が好き!ロゴ

閉じる

「熊野古(くまのこ)みていたかくれんぼ~」

  • レビュアー: さん
  • 本が好き!1級
  • 熊野古道 巡礼の旅 よみがえりの聖地へ!
  • by
  • 出版社:説話社
熊野古道 巡礼の旅 よみがえりの聖地へ!
 2年前の2015年11月、同学年を担当する先生方と学年旅行に行ってきました。題して「高野山と熊野三山早巡り」です。今回、髙森玲子さんと熊野古道女子部のみなさんが書かれた『熊野古道 巡礼の旅 よみがえりの聖地へ!』を拝読し、その旅をとても懐かしく思い出しました。

 私たちの旅の行程を簡単に紹介しておきます。
〈一日目〉青洲の里→高野山→谷瀬吊橋→ホテル昴(野猿)→川湯温泉みどりや
〈2日目〉発心門王子→熊野古道→熊野本宮大社→大斎原→熊野那智大社→那智の滝→熊野速玉大社→尾鷲シーサイドホテル(クエ鍋)
一日中歩いていたイメージが・・・。

 本書で一押しなのが、2泊3日で完歩する「中辺路ルート」。ここで初めて知ったのが、「熊野古道押印帳」(100円)とスペインサンティアゴ巡礼道との「共通巡礼手帳」(無料)の存在です。前者は熊野本宮館で完歩証明書が、後者は共通巡礼達成証がもらえるということで、モチベ―ションアップに一役買いそうです。中辺路には36か所もスタンプ押印所があるようで、「目標は小刻みに」(←道徳の有名な教材)が達成できるアイテムになりそう。

 ちなみに私たちは、中辺路ルート最後の3時間コースだけを歩いてきたのですが、N先生は「熊野古(くまのこ)みていたかくれんぼ~」と歌いながら歩いていました。K先生は大量の案山子たちに、「第一村人発見」と言いながら、所さんの“笑ってコラえて”風に取材を試みていました。その様子をスマホで動画撮影するN先生。著者の髙森さんは「ここはすでに神域だということを忘れず歩きたい。」とチクリ。しまった。出発前に読ませておくべきであった・・・。

 「女子部レポート」というコーナーが随所に挟まれているのですが、「水呑王子から伏拝王子へと向かう古道沿いに、“森のベット”を発見」したという記事がありました。これには気が付かなかった!丸太を3本合わせたものがヒノキの森の中に点在していて、ここで寝転んで木漏れ日を見上げるのだそう。森林浴効果抜群で、旅から帰った後5年間治らなかった顔の吹き出物がなくなったというから驚きます。次は必ず見つける!

 私は普段は「なんちゃって山ガール」なのですが、熊野古道は平安から続く歴史を感じさせる道。また、山登りとは一味違った感動があるので、皆さんにも一度、是非体験してほしいです。私も次は神秘的な継桜王子を目指します。
  • 献本書評  本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント本の評価ポイント
  • 掲載日:2018/02/26
投票する
投票するには、ログインしてください。

この書評の得票合計:11

読んで楽しい:5票
参考になる:6票
あなたの感想は?
投票するには、ログインしてください。

この書評へのコメント

    No Image

    コメントするには、ログインしてください。

    熊野古道 巡礼の旅 よみがえりの聖地へ! の書評一覧

    取得中。。。