「増やす」「拡げる」「加える」ではなく、「捨てる」ことによる、逆転の発想の経営改革ノウハウ完全公開!
【概要】
筆者は企業コンサルタントのはしくれですから、経営者の方に会うと、「小早さん、業績が良くなる方法を教えてくれ」と尋ねられることがよくあります。
そのときに、決まり文句のように私が答えるのが、「社長、まず捨ててください」というセリフ。
当然ながら、相手の反応は「は?」というものになります。
業績を良くするためには、ユニークな商品を開発するとか、強力な販売手法を編み出すとか、消費者を引きつける広告宣伝を打つ、といったことが思い浮かぶことでしょう。
しかし私は、そういうことをやる前に、「まず捨てましょう」と言います。
そして、捨てなければ決して良くはならない、とも確信しています。
それはなぜか。
うまくいかないのは、そこに何か「悪さをしているもの」があるからです。言うなれば、病気における患部=ガンです。
そのガンを取り除くことなく、いくら栄養剤を摂取しても、体は良くなりません。いくらストレッチや筋トレをしても、健康体には戻りません。
それと同じで、企業組織において、不要なものというガンを放置したまま、業績を良くすることはできないのです。
だから、まず「捨てる」ことが必須なのです。
ところが、多くの方が、「捨てる」のが苦手です。そこには、執着やしがらみがあるので、それを手放すことが難しいのです。
多くの企業で、捨てることが不十分ゆえに、つまずきます。
いっぽう、捨てることを徹底できた企業は、その後の改革がうまくいきます。
この非常に大切で、かつ難しい「捨てる」ということについて、さまざまな角度から検証し、読者の皆さんが実際に「捨てる」ことができるように解説したのが本書です。
【目次】
序章 なぜ経営に「捨てる」ことが必要なのか ~「捨てる」ことで大切なものを見つける
第1章 モノを捨てる ~邪魔なものがなくなれば、本来の力が発揮できる
1. 1年以上使っていないものは捨てる…年間80時間のムダをなくす
2. 書類を捨てる…8割の書類は捨てられる
3. 道具や部品、機械や設備を捨てる…高価でも使わなければゴミ
4. 引き出しや棚や倉庫を捨てる…入れ物があるから不要物が増える
5. 思い出の品を捨てる…思い出は進歩の邪魔
第2章 情報を捨てる ~情報洪水から脱出し、時間を捻出する
1. PCデータを捨てる…PCのブラックボックス化を防ぐ
2. メールデータを捨てる…メールの見落としミスを防ぐ
3. 写真を捨てる…使う写真は100枚に1枚
4. 名刺を捨てる…持っているだけでは宝の持ち腐れ
5. SNSを捨てる…「中毒」から脱して、奪われた時間を取り戻す
第3章 壁を捨てる ~コミュニケーションの障害を取り除く
1. パーテーションを捨てる…社内の会話が3倍になる
2. 扉を捨てる…1回30秒のロスをなくす
3. 個人デスクを捨てる…事務所の広さが2倍になる
4. 社長室を捨てる…社員との会話が3倍になる
第4章 商品や資産を捨てる ~真に利益を生み出すものに集中する
1. 儲からない商品を捨てる…売上=利益ではない
2. 拡大しすぎた拠点を捨てる…拠点数=利益ではない
3. 余計な管理業務を捨てる…業務工数=利益ではない
4. 長期在庫を捨てる…不良在庫がゼロになる
5. 余分な土地建物を捨てる…余計な税金や管理コストをなくす
第5章 人間関係を捨てる ~腐れ縁を廃し、真の仲間との信頼関係を築く
1. おつき合いや勉強会の活動を捨てる…1日24時間を本当に大切なことに注ぐ
2. 先代、あるいは後継者を捨てる…時には身内を切る覚悟も必要
3. 社員を捨てる…理念に共感できない社員は去るのみ
4. お客様を捨てる…不良客を断り、互いにwin-winの関係を築く
第6章 しがらみを捨てる ~捨てれば得られる
1. 安定した収入を捨てる…リスクのないところにリターンはない
2. 続けてきた事業を捨てる…刻々と変わるビジネス環境に応じて事業も変わるもの
3. 引き継いだ会社を捨てる…国破れて山河あり
4. 都会を捨てる…地方はチャンスの山
【出版社/編集者/著者からのメッセージ】
著者からのメッセージ:
企業を良くしようとするときに、多くの経営者は、モノやコトを増やしたり加えたりすることで改革しようと試みますが、実際には、うまくいかないことも多いのです。
ですから筆者は、様々な改革の前に、まず、「捨てる」ことをお勧めしています。
捨てることで、スリムになり、無理や無駄がなくなります。
捨てることで、本来集中すべきものがわかります。
捨てることで、企業の本質がよく見え、何にどう手を打てば良いのかがわかります。
捨てる対象は、モノに限りません。「コト」も重要な捨てる対象です。
本書では、
・何を
・なぜ
・どのような基準で
・どのような手順で
捨てるのかを、解説しています。
本文中には、図表やイラストを多用して、ビジュアルで理解できるようになっています。
また、実際の事例をご紹介して、より捨てるイメージが湧きやすいように工夫しています。
筆者は、「そうじ(整理・整頓・清掃)」を通じて組織風土を改革するお手伝いを、15年以上続けてきました。累計500 社以上を支援し、支援先からは製品不良率30%低減や、利益倍増、新卒退職者5 年間ゼロ、不良在庫ゼロ、若手から将来の幹部候補が育っている、などといった成果の報告をいただいております。
そうした支援の現場において、いかに捨てられるか、捨て切れるか、が、後の改革の成否を握ると、痛感しています。
なぜならば、「整理」とは、「不要なものを捨てる」ことであり、これをまず徹底してやらないと、その後の「整頓(置場と置き方=ルールを決めて守ること)」と「清掃(掃いたり拭いたり磨いたりして維持すること=習慣作り)はうまくいかないからです。
世の中は、一種の「捨てるブーム」です。
一般家庭や個人を対象にした「捨てる」ノウハウ本は、たくさんあふれていますが、いまだに、企業経営を対象にした「捨てる」ノウハウ本は世に出ていません。
本書が、唯一無二の「捨てる経営」ノウハウ本だと自負しております。
ぜひお読みいただき、御社の経営にお役立てください。
「目からウロコが落ちる」こと、間違いありません。
【どのような方におすすめか】
・企業経営者(特に中小企業)
・個人事業主
・後継者
・経営幹部
- 著者: 小早祥一郎
- 出版社: standards
- 価格: 1815円
- 発売日: 2022年09月26日
- ISBN: 4866365838



















