ピアノを弾く哲学者 サルトル、ニーチェ、バルト (atプラス叢書)
サルトルは生涯ショパンを演奏し、ニーチェは一時ワーグナーと師弟関係にあったほどで、晩年精神的に病んだのちもピアノだけは弾き続けていたのでした。アマチュア・ピアニスト道ここにあり。
哲学に関連した本なんてめったに読まないんですが、この本の訳者が同窓会誌に紹介されていた関係で興味を持…
本が好き! 1級
書評数:661 件
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主に小説、そして、クラシック音楽関連本を濫読している女性です。
ときどき新書、近現代史関連本にも食指を伸ばしております。(2017年8月に登録)
サルトルは生涯ショパンを演奏し、ニーチェは一時ワーグナーと師弟関係にあったほどで、晩年精神的に病んだのちもピアノだけは弾き続けていたのでした。アマチュア・ピアニスト道ここにあり。
哲学に関連した本なんてめったに読まないんですが、この本の訳者が同窓会誌に紹介されていた関係で興味を持…
大人の発達障害……身近なあの人が該当するかも?……そういう意識を持って読み、実際、本書の中に該当事項が続々と現れてきた場合には大変有意義な本でしょう。
第1章 軽度発達障害について知る 第2章 発達障害の3つの特徴 第3章 さらに注意すべき2つの…
夏休み、上質のスポーツ系娯楽小説を読むなんていいな、と思うあなたにおススメ。40年ぶりに米国から帰国した元ボクサーが昔の仲間を集め、4人で協力して有望な青年を育てる物語。経験と友情を侮るな!イエイ!
結末が見えてしまうタイトル、実にタイミングよく物事が運びすぎる筋立てなどが、ちょっと興ざめかもしれま…
仕事で輝く10人の記録。苦難を乗り越えてやりがいのある仕事をつかんだ人々の、地に足をつけた生き方の確かさが伝わります。でも、それで読者の労働意欲が高まるかどうかは、微妙かも?
登場するのは、このような人たちです。 ニートだった、といってもアルバイトでは重宝され、活躍の場を得…
著者は村上春樹作品の英訳者・ジェイルービン氏。第二次大戦中の在米日系人社会を描く小説ですが、主人公は白人のビリー。彼が「ミツ」と呼んで慕った女性とは?ミステリー仕立てで、葬られた歴史に光を当てます。
少年ビリー、青年ビリーの目を通して書かれる現実と、戦前、戦中の描写が行き来する構成の本書は、冒頭から…