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献本書評
syunさん
syun
レビュアー:
いい踊りをストイックに追求するダンサーの等身大のストーリー

※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

著者のことは、この本で初めて知りました。本に興味を持ったのは、SNS総フォロワー150万人超えってすごいな、と思っていたら、自分らしさに迷ったら読んで欲しいと書いてあり、どういう本なんだろう?と興味を持ったからです。

今は昔よりダンスも身近なものになったし、ダンスを習ったり部活に入ったり、ダンサーに憧れる人も増えていると思う。一方で、ダンサーは芸術の世界だし、成功したりプロとして稼げる人は一握りという印象もある。

一人の人として、どんな人生を歩んだり、どんな風に考えながらダンサーとして成功されたのだろう?と思いながら本を手に取りました。

内容は、ダンサーの成功ストーリーなのかな?と思ったら、すごく等身大の著者の子ども時代やダンサーとしての苦労や葛藤、ダンスへの向き合い方などが誠実に書かれた本という印象でした。

すごく個性的な方なのかなと思っていたので、誠実な人柄に触れて意外な印象でした。

中学時代は友達とは全然遊ばず、制服のポケットに動物のポケット図鑑を入れていたエピソードや、ボクシングでプロテストを受けたけれど不合格になった話。大学に入ってからのめり込んだダンスでストイックに練習を重ねた話。著者はダンスの練習に打ち込んだけれど、周りは就活をはじめて徐々にダンスからは離れていった話などがリアルに語られていました。

将来やりたい事とか仕事とか、就活とか。
これからどうしよう…と悩む若者も多いと思うけど、みんなと同じように就活したりしなくても、子ども時代にあまり友達がいなくて不安や孤独を感じたりすることがあっても、それでも大丈夫なんだよ、と悩んでいる若者にも勇気を与えるような本でもあると思います。

著者のダンスに対する向き合い方やひたむきな姿勢は、やはりプロだな、とジャンルが違っても勉強になったり尊敬するところがあります。

「いい踊りがしたい」
それを追求するための日々の練習や研究、地道な鍛錬。

ダンスを見た人にネガティブな言葉をかけられても、それをありがたいと思う評価への向き合い方や心の保ち方。

どんなに大きな現場でも、用意されたその場所は自分がいてふさわしい場所なのだと、信じて疑わない、というマインドなど、参考になる部分がありました。

そして、大事なのは自分自身が自分の踊りに誇りを持てるかどうか。ただそれだけ。という言葉。

これからの将来に希望や不安を抱いている若者も、社会人になって仕事をしながら悩んでいる人も、ダンスをしている人以外にも気持ちの持ち方や自分のやりたい事に向き合う姿勢として参考になる部分があるかなと思います。
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syun
syun さん本が好き!2級(書評数:15 件)

本が好きです。プライベートでは、文学系の本をよく読みます。奥が深い本が好きです。
仕事関係では、心理系やキャリア系などでよい本を探しながら読んでいます。

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