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efさん
ef
レビュアー:
何、これ? 面白~い! 怒涛の一気読みになってしまいました
 男は自分の悲鳴で、いや、銃声で? 目が覚めました。
 身体が動かない……。ここは船の上か?
 辺りを見回してみると、軍服を着て頭をそり上げた男が死んでいるではないですか。
 どういうことだ?

 しかし、男は何も思い出せないのです。何でこんな状態になっているのか、いや、自分の名前すら。
 ようやく起き上がって死んでいる男を検分すると、腕に名前の刺青があるではないですか。
 もしや? と思い、自分の腕をめくってみると、そこにはハクスリーの文字が。
 俺の名前はハクスリーなのか?

 男が立ち上がり、周囲を調べ始めると、結局、この船には死んでいる男を含めて七人の男女が乗っていることが分かりました。全員頭をそり上げており、そこには手術痕があるのです。もちろん、全員、記憶を失っており、それぞれの腕にはその者の名前とおぼしき刺青があります(これが全員作家の名前なんですよねぇ)。

 死んでいる男をよく調べてみると、身体にも手術痕があり、それは全員にもありました。どうやら、この男は持っていた拳銃で自殺したようだ……。

 残った六人はお互いに質問をし合うのですが、全員ほとんど何も覚えていないのです。ただ、それぞれが特定の分野についての知識があるようで、それからすると、乗っているのは刑事(どうやらハクスリーはそうらしい)、軍人、医師、歴史学者、物理学者、登山家?
 何らかの事情から、各分野のエキスパートが記憶を消された上で集められていると思われました。

 そして、この船、自動操縦になっており、勝手にどこかに向かって進んでいるようです。
 何よりも周囲の状態がおかしい。周囲は赤味がかった濃い霧に覆われており、それがいつまで経っても晴れないのです。これは自然の霧なんかではない!

 こんなつかみはOKな出だしから始まる作品なのですが、これ以上のご紹介は控えさせていただきます。この作品はなるべく予備知識なしに読んだ方が絶対に面白いと思うので。
 この先、事態はさらに謎を深め、またとんでもないことになっていきます。

 図書館の新着本で目に留まり、予備知識無しに借りてみた本なのですが、これは大当たりだ~!
 非常に面白く、怒涛の一気読みになってしまいました。
 多くはご紹介できませんが、是非、ご自身でお読みになってみてください。


読了時間メーター
□□□     普通(1~2日あれば読める)/359ページ:2025/04/04
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ef
ef さん本が好き!1級(書評数:5068 件)

幻想文学、SF、ミステリ、アート系などの怪しいモノ大好きです。ご紹介レビューが基本ですが、私のレビューで読んでみようかなと思って頂けたらうれしいです。世界中にはまだ読んでいない沢山の良い本がある!

読んで楽しい:2票
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