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『ラプラスの魔女』の前日譚ですか、本書のほうが物理学っぽいです。

魔力の胎動
 映画化された『ラプラスの魔女』の前日譚ということなので

『魔力の胎動』を読んで見ました。

『ラプラスの魔女』と比べるとサイエンスフィクションぽさ

(魔術的に想えるもの)が少なく、物理学で解決できるような

現象ばかりなので本書の方が『ラプラスの魔女』よりも

頭で考えるのに向いています。

その点、ガリレオシリーズに近い作品です。



 主人公の羽原円華は『ラプラスの魔女』の時の様な

一般人には不可思議と思えるような現象を

魅せない代わりにスポーツで他の人が行う

動作などを環境から紐解くようなことをするので

お目付け役やボディーガードの締め付けは

あまりなく、自由気ままに行動しています。

小説としては『魔力の胎動』の羽原円華のほうが

面白味があります。しかし、やり過ぎると世間から

注目されてしまうので、あくまでも裏方でサポートを

行うスタンスも好感が持てます。



 後半登場する青江の行動は、温泉地での

殺害事件の1つ前に起こったことから

始まりますが、『ラプラスの魔女』への事件に

関わっていく、青江の心境もちょっとだけ

垣間見れて面白いですね。

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  • 掲載日:2019/06/22
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